完全未経験からプロのWebコーダーを目指す22のステップ(HTML+CSS)

Web制作に興味があり、HTMLとCSSを学びたいけれど、どこから手をつければ良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、初心者からプロレベルのコーディングができるようになる学習方法を紹介します。Webコーダーとしてのお仕事内容なども消化しいますが、Webコーダーを目指す方だけではなく、HTML/CSSの勉強をしたい方にも役立つ内容となっています。

コーディング学習はイメージがしにくい

Webデザイナー、コーダー、フロントエンドエンジニアなどWeb制作に関わる多くの人が通る基本「HTMLとCSS」。なのですが、最初にHTMLとCSSを学ぼうと思って、どう学んで良いか分からず諦めた、ちょっとやってみて挫折した、という方も珍しくありません。

検索して開いたページに、複雑なコードが載っていて「うっ…」となった経験がある方もいるはず。かと言って初心者向けの記事・動画で説明されているのは、簡単だけど超シンプルで、普段見ているWebページが作れるイメージがわきません。また、プロ(報酬をもらえるレベル)のWebコーディングとは何かも、よく分からなかったりしますよね。

そこで、今回は、プロとしてWebコーディングのお仕事を受けるに必要なことと、初心者からプロのWebコーダーへと成長するためのステップをわかりやすく紹介します。基本的なスキルから応用まで、一歩一歩確実に進むことで、あなたもプロレベルのコーディングができるようになります。

プロのWebコーダーに必要なスキル

プロレベルのWebコーディングができるようになるために、まず、どんなスキルが必要かを考えてみましょう。技術的・作業的な内容に絞ると、以下の5つが挙げられると思います。これらのスキルを磨くことで、クライアントの期待に応え、専門家として活躍できるようになるでしょう。

  1. デザインを忠実にコードで再現する力
  2. SEOを意識したコードを書く技術
  3. 魅力的なアニメーションを実装する能力
  4. 効率的に作業を進めるスピード感
  5. 細部まで確認し改善する品質管理力

それぞれのスキルについて、内容と必要性を簡単に説明します。

1. デザインを忠実にコードで再現する力

プロのWebコーダーは、デザイナーが作成したデザイン画を忠実にHTMLとCSSで再現できる能力が必要です。これには、デザインの細部を読み取り、適切なHTML構造を作り、CSSでスタイリングする技術が求められます。色、フォント、レイアウト、間隔などを正確に再現し、デザイナーの意図を実現することが大切です。

このスキルを磨くことで、デザイナーとの円滑な協働が可能になり、クライアントの期待に応えられるWebサイトを作成できます。また、デザインの意図を理解し実装する能力は、ユーザー体験の向上にもつながり、結果としてプロジェクトの成功率を高めることができます。

2. SEOを意識したコードを書く技術

SEOを意識したコーディングは、Webサイトの検索エンジン順位を向上させるために不可欠です。これには、適切なHTMLタグの使用、メタデータの最適化、セマンティックなマークアップの実装などが含まれます。SEOに配慮したコーディングスキルを身につけることで、クライアントのWebサイトがより多くのユーザーに見つけられやすくなり、ビジネスの成功に貢献できます。

また、SEOにはページ表示速度(サイトスピード)も関係します。ページの読み込み速度を最適化し、モバイルフレンドリーなデザインを実現する必要があります。軽量で高速なWebサイトを作ることで、ユーザー体験も向上し、結果としてサイトの滞在時間やコンバージョン率の改善にもつながります。

3. 魅力的なアニメーションを実装する能力

現代のWebサイトでは、ユーザーがボタンをクリックしたり、ページをスクロールしたりすると、画面上で何かが変化することがよくあります。例えば、ボタンにマウスを重ねたときに色が変わったり、ページがスムーズにスクロールしたり、ポップアップウィンドウが表示されたりすることが挙げられます。このような動きのあるパーツを「インタラクティブな要素」と呼ばれます。

インタラクティブな要素は、ユーザーの注意を引き、サイトの使いやすさを向上させてくれます。ユーザーがサイトを使いやすくすることに加えて、見た目を良くしたり、そのサイトが持つブランドのイメージを伝えるのにも役立ちます。動きのあるWebページを作る技術を身につけることで、より魅力的で使いやすいサイトを作れるようになります。

ただし、動きをたくさん使いすぎると、ページの読み込みが遅くなったり、使いにくくなったりすることもあるので、適度に使うことが大切です。適切な動きを取り入れることで、サイトの品質が上がり、ユーザーが満足しやすくなり、その結果、クライアントのビジネス目標を達成する手助けになります。

4. 効率的に作業を進めるスピード感

プロ、つまり報酬をもらってコーディングを行う場合、効率的に作業を進める能力も大切。特に納期が決まっているお仕事なら、納期遵守はクライアントとの信頼関係を築く上でも重要です。作業スピードを上げるには、コーディングの基本スキルを磨くだけでなく、適切なツールやテクニックを活用する必要があります。例えば、コードエディタのショートカットを覚えたり、効率的なコードを書くためのテンプレートを用意したりすることで、作業時間を短縮できます。

高い作業スピードを持つことで、より多くのプロジェクトを手がけることができ、結果として収入の増加にもつながります。ただし、スピードを重視するあまり品質を犠牲にしてはいけません。品質とスピードのバランスを取ることが、プロフェッショナルとしての評価を高め、リピートクライアントを獲得することにつながります。

5. 細部まで確認し改善する品質管理力

品質管理は、プロのWebコーダーにとって不可欠なスキルです。作成したWebサイトを様々な環境でテストし、問題点を発見・修正する能力が求められます。これには、異なるブラウザやデバイスでの表示確認、ページ読み込み速度の最適化などが含まれます。また、アクセシビリティやセキュリティの観点からもテストを行う必要があります。

テストと改善のスキルを磨くことで、高品質なWebサイトを提供し、クライアントの満足度を高めることができます。問題を事前に発見し解決することで、納品後のトラブルを防ぎ、信頼関係を構築できます。

Webコーダーになる! 5つの学習ステップ

1. HTMLの基礎を理解する

HTMLの基本構造を学ぶ

Webページ(HTMLページ)には基本的な枠組みが存在しています。
どんなHTMLページでも使われる基本的なHTMLタグと役割、その構成を知りましょう。


HTMLの基本構造を理解すればどんなHTMLも読める!
URL:https://www.zerowaka-drill.tech/html-basic-structure/

よく使うHTMLタグから覚えていく

HTMLには約100種類以上のタグがあります。最初に全タグ暗記しようとすると、高確率で心が折れてしまうでしょう。

実は、実際に使用されるタグの数は一部。10年以上HTML書いてますが、正直言うと一回も使ったこと無いタグ結構あります。ですので、まずは使用頻度の高い、見出しや段落、リスト、リンク、画像などの基本的なHTMLタグから使えるようにしてけばOK。Webページの構造を作るための基本となるタグを押さえましょう。


【HTMLタグ一覧】初心者が最低限おぼえるべき7個+α
URL:https://makusan.ne.jp/html-tag/

フォーム要素の実装方法を学ぶ

フォームはユーザーから情報を入力してもらうための重要な要素です。入力フィールドやボタンなど、基本的なフォーム関連タグを知り、シンプルなHTMLフォームを作れるようになりましょう。


【初心者向け】0からformがわかる|HTMLでのフォーム作成
URL:https://webliker.info/html/79009/

なお、フォームを実際に動かすには、PHPなどのプログラム言語の知識、プログラムを動作させるためのWebサーバー環境が必要となります。このあたりは基本ができた後にレベルアップとして挑戦すれば良いので、まずはHTML(フォーム関連タグや属性)を把握してください。

セマンティック要素の重要性を理解する

セマンティック要素(セマンティックHTML)とは、タグ自体が意味を持つHTMLの書き方のことです。例えば、<form> で囲われていれば「ここは入力フォームなんだな」とか、<nav> ならナビゲーション部分だ、ということが検索エンジンなどの機械にも分かるのです。

セマンティックなHTMLタグを適切に使うことで、Webページの構造がより明確になり、検索エンジンがページの内容を理解しやすくなります。セマンティックなマークアップはSEO(検索エンジン最適化)の基本でもありますし、アクセシビリティ(誰でも使いやすく、障がいを持つ人々にも利用しやすい)対応にも役立ちます。


ウェブアクセシビリティ向上のためのセマンティックHTML実践ガイド
URL:https://www.chaco-web.com/blog/semantic-html-for-web-accessibility/

2. CSSの基礎を理解する

CSSの基本概念を学ぶ

CSSは、HTMLで作成されたWebページにデザインやレイアウトを追加するための言語です。
CSSの基本的な書き方は、セレクタで対象となるHTML要素を選び、プロパティと値を使って色やサイズなどのスタイルを適用します。スタイルを適用するための基本書式を学びましょう。


初心者向けCSS(スタイルシート)入門:基本的な書き方を総まとめ!
URL:https://saruwakakun.com/html-css/basic/css

ボックスモデルを理解する

CSSでの要素の配置やサイズを理解するために、ボックスモデルの概念を学びます。
各要素は、margin、border、padding、そしてcontentの4つの領域から構成されています。これらを4つの領域に対するスタイル指定を書くことで、要素のサイズや配置などを調整し、Webページのレイアウトを細かく設定できます。


CSSのボックスモデル(content,padding,border,margin)とは
URL:https://pikawaka.com/curriculums/programming-introduction/css-boxmodel

基本的なレイアウト技術(flexbox)を習得

ページ内の要素を整然と配置するための技術として、flexboxレイアウトの基礎を学びます。Flexboxは、複雑なレイアウトをシンプルに実現できる柔軟性があり、要素を簡単に中央に配置したり、画面サイズに応じて自動的に調整ができるというメリットがあります。


もう迷わない!CSS Flexboxの使い方を徹底解説
URL:https://webdesign-trends.net/entry/8148

レスポンシブデザインの基礎を学ぶ

レスポンシブデザインは、画面サイズに応じてWebページのレイアウトが変わるように設計する方法です。
CSSメディアクエリを使うと、異なるデバイスに合わせたスタイルを適用することができます。基本的な方法を学び、簡単なレスポンシブデザインを実装できるようになりましょう。


初心者必見! レスポンシブデザインの作り方って? コピペできるCSSコードも紹介!
URL:https://www.plan-b.co.jp/blog/creative/53337/

3. HTMLとCSSを組み合わせ実践的なコーディングをする

レスポンシブなWebページ/サイトを作ってみる

学んだHTMLとCSSの知識を使って、さまざまな画面サイズに対応したレスポンシブWebページを作ってみましょう。基礎をしっかり固めつつ、デザインと構造を組み合わせてページを作る練習をします。応用的なCSSプロパティの使い方の理解や、実践で使えるスキルが身につきます。

ご自身で作ってみたいデザインがある方は、そちらを使うとモチベーションも維持できてよいでしょう。どんなWebページを作ったら良いか思いつかない…という方は、下記講座をご利用ください。デザイン画があって、それをコーディングしていくカリキュラムになっています。

CSSアニメーションの基本を理解する

CSSを使用してインタラクティブな要素を作る方法を学び、ユーザー体験を向上させる技術を習得します。特にボタンのホバーエフェクトは、ほとんどのWebサイトで設定するものですし、CSSも難しくないので、入門にオススメです。


【ホバーエフェクト】コピペで完成!CSSでボタンの作り方!
URL:https://coosy.co.jp/blog/css-hovereffect/

ボタンで慣れたら、より自由度の高いCSSアニメーションに挑戦してみましょう。


サイトに「動き」をつけるCSSアニメーション/基本的な指定方法を覚えよう
URL:https://turicco.com/css-animation/

Webフォントとアイコンの活用法を学ぶ

外部リソースを効果的に利用してWebサイトのビジュアルを向上させる方法を学びます。
色々ありますが、まずは実際のWeb制作・コーディング案件でも使われることが多いアイコンやWebフォントを取り入れてみてください。


Google Fonts(グーグルフォント)の使い方!おすすめの日本語フォントやペライチでの利用方法もご紹介
URL:https://peraichi.com/univ/20220502


【初心者用】Webアイコンフォントとは?特徴や使い方
URL:https://fukufuku-life.com/webdesign/webiconfont/

画像の扱いをマスターする

Webページって、画像を沢山使いますよね。
基本的なコーディングができるようになったら、画像ファイルの扱いを見直してみましょう。レスポンシブコーディングと連動して、画像サイズも可変させたり、imgタグの属性を使って「表示領域が狭いスマホでは小さめの画像を使う」と画像を出し分けたりすることが出来ます。


コーダーが知るべき画像に関する12のこと
URL:https://moshashugyo.com/media/about-images

ロゴやアイコンなど、比較的シンプルなグラフィックを中心に、SVG形式のファイルを使うこともあります。


SVGとは?画像の作り方や変換・編集方法、埋め込み方を徹底解説
URL:https://www.sedesign.co.jp/marketing-blog/svg

コードで埋め込むとCSSの装飾やアニメーションなどにも対応できます。
ちょっと難しいですが、以下のような方法を取り入れると活用幅が広がり、各所で使いやすいでしょう。


SVGアイコンをsymbolで定義してuseで呼び出しまくる
URL:https://tiplib-web.com/posts/svg-icons-with-symbol-and-use

Webパフォーマンス最適化の基礎を理解する

画像の最適化やCSSの最小化などの技術を実践し、Webサイトの読み込み速度を向上させます。ページの表示速度を計測・改善して、ユーザー体験を向上させましょう。

サイトスピードの測定・改善に使われる代表的なツールとしては『Google PageSpeed Insights』があります。


【徹底ガイド】Google PageSpeed Insights
URL: https://martechlab.gaprise.jp/archives/pagespeed/pagespeed-insights/?utm_source=martechlabshare

HTMLとCSSのコードが正しいか、コードの検証を行うツールもあります。


HTML・CSSのチェックツール!W3CのValidatorの使用法
URL:https://mteam.jp/column/10136/

そのほかにもウェブアクセシビリティチェックツールなど、様々なツールがあります。目的に合わせて探してみてください。

4. コーダーの仕事を理解する

コーダーは渡されたデザインをコーディングするだけ…と思われがちですが、クライアントとの打ち合わせ、要件定義、見積もりなど、コーディング以外の業務もあります。

業務の流れをイメージする

会社組織内でコーディングの仕事をする場合や、上司やディレクターなどが方針やスケジュールを指示してくれることが多いです。問題はフリーランスとして仕事を請け負うとき。特に、クライアント側も発注し慣れていない場合は、作業範囲などの認識にすれ違いがありトラブルになる場合もあります。

どんな感じで打ち合わせから納品まで進めるのかイメージを掴み、要確認な事項を押さえておきましょう。


【Web制作コーダー】コーディング業務の契約〜納品の流れと注意点

要件確認(作業内容を決める)

クライアントとの打ち合わせ(見積もりを行う前)に、自分が行う業務範囲をしっかり把握することが重要です。簡単なデザインやワイヤーフレームなどの概要だけだと「アニメーションはつく?」「フォーム関係で必要なページ数は?」など不明瞭なところも結構あります。
業務内容を明確化した上で、見積りをしましょう。


デザインデータをもらったら確認しておくこと【見積もり前・コーディング前】
https://tanshioweb.com/design-confirm/

見積もり方法を習得する

クライアントとつめた作業内容を元に、見積もりを出します。
契約によっては「○万円で請け負うか否か」のようにクライアント側が金額を提示している場合もありますが、見積もり方法がわかっているとその金額で受けるべきかも判定しやすいと思います。

見積もりの方法は何種類かありますが、Skillhubでは自分の時給単価 × 工程(作業時間)を基本にする方法をお勧めしています。この方法だと、作業内容に応じた見積書が作れるので、クライアントに説明しやすいのがメリット。
そのほかに実装の難易度(専門性・複雑さ)などを計算にいれるケースもあります。

クライアントをがっかりさせないクオリティ

本契約を結んでコーディングをする際には、クライアントが認めてくれる・評価してくれるクオリティで作れるかが重要になります。コーディング規約などがあればそれを遵守するのも最低条件ですね。


HTML/CSSコーディング規約(ガイドライン)とは?サンプルDL有り
https://wakka-inc.com/blog/15436/

それにプラスして、納品時には「納品できる品質か」を自己チェックすると良いでしょう。
テストの実施だけではなく、下記サイトで紹介されているようなチェックリストを参考に検品してみましょう。自分で仕事用のチェックリストを作って置くのも良いかもしれません。


コーディング後や納品時に確認する62のチェックリスト
https://buildstd.com/coding-check-list/

5. 継続的な学習で自分を高める

自分のサイトを運用する

自分のポートフォリオサイトやブログ、小規模なECサイトなどを制作し、運用してみるとコーダーとしてのレベルが上がります。例えば、文字数や挿入したい画像によって崩れないか、更新や修正のしやすさは、など、勉強する目的でコードを書いていたときは別の視点で自分のコードを評価することができるでしょう。

作成したサイトは、自身の成長を示す具体的な成果物ともなります。1ページしか無いようなポートフォリオより、実運用しているWebサイト/ECサイトがあるというのは、クライアントにとっても信頼できます。スキル磨きを兼ねて、サイトを作成・運用してみましょう。

最新のWeb技術とトレンドを意識する

Web技術は常に進化しているため、最新の技術やトレンドを学ぶことが非常に重要です。信頼できる情報源を見つけて、定期的に新しい知識を取り入れる意識が必要です。業界の変化に柔軟に対応し、スキルを常にアップデートしていきましょう。
日本語で書かれていて、分かりやすいサイトとしては下記3つがオススメ。

Web業界でよく使われる用語を知る

Web制作やマーケティングでよく使われる言葉や略語を理解しておくことが大切です。これにより、クライアントや他の専門家との話がスムーズになり、誤解が少なくなります。例えば、「SEO」や「CVR」など、業界でよく使われる言葉を知っておくと便利です。


ノンデザイナー必見!よく使うWebデザイン用語をやさしく解説
https://primenumbers.co.jp/blog/design/web-design-encyclopedia/


Webマーケティングの重要用語集|BtoBマーケの進め方に沿って解説
https://ferret-one.com/blog/webmarketing-glossary

CSS設計手法を学ぶ

CSS設計手法とは、Webサイトのスタイルシートを整理し、効率的に管理するためのルールや方法のことです。CSSのコードを読みやすく、保守しやすくするために、クラス名の付け方やファイルの構成方法を統一します。これにより、プロジェクトが大規模になっても、デザインの修正や追加がスムーズに行えるようになります。

大規模なWebサイト/アプリ制作に携わる場合、どの手法に則るかコーディング規約で決められている場合もあります。代表的なCSS設計手法を把握して、必要時には調べながら作業できるようにしておきましょう。


CSS設計はどれがいい?4種の設計手法をわかりやすく解説
https://coosy.co.jp/blog/css-design-basic/

関連スキルを拡張する

コーディングに関連する分野のスキルを学ぶことで、より総合的なWeb専門家としての価値を高めることができます。
例えば、以下ような焦点で、目指したい形にあわせてスキルを拡張していきましょう。単なるコーダーに留まらず、より総合的なWeb専門家としての地位を築くことができ、クライアントからの信頼も向上します。

◆ フロントエンド強化

今回紹介したHTMLやCSSの知識をさらに深めるためには、JavaScriptの習得が不可欠です。JavaScriptを学ぶことで、よりインタラクティブで動的なWebページを作成できるようになります。また、よく使われるコンテンツ管理システム(CMS)であるWordPress(PHP)やShopify(Liquid)などのプラットフォームについて学ぶことも重要です。これにより、Webサイトの開発や管理が効率化され、幅広いクライアントのニーズに対応できるようになります。

◆ バックエンドを学ぶ

基本的なバックエンド開発の理解を深めることで、より包括的なWeb開発が可能になります。特に、HTMLやCSSと連携して動的なWebページを作成するために、サーバーサイドの処理やデータベースの基本操作を学ぶことが推奨されます。これには、PHP、Ruby、Pythonなどのサーバーサイド言語の基礎知識や、MySQLなどのデータベースの管理が含まれます。これらのスキルを身につけることで、フロントエンドとバックエンドの連携を理解し、複雑なWebアプリケーションの開発にも対応できるようになります。

◆ マーケターの視点を取り入れる

Web開発において、SEO(検索エンジン最適化)は重要な要素の一つです。コーディングに関連するSEOだけでなく、キーワードの選定やその効果的な配置など、SEOのアドバイスができる知識があると強みになります。

さらに、マーケティング全般に関する知識を身につけることで、Webサイトの集客力を高め、クライアントのビジネス目標を達成する手助けができるようになります。これには、コンテンツマーケティング、ユーザーエクスペリエンス(UX)、データ解析なども含まれます。

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