サイトのカテゴリーを決める | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

サイトのカテゴリーを決める

まず、これからサイトを作っていくにあたって、何のサイトを作成するかを決めましょう。

大前提は「役に立つ」こと

Webサイトには様々な目的があります。 例えば、コーポレートサイトであれば企業の概要や製品情報の紹介、ECサイトであれば商品を販売することが目的ですね。転職エージェントなどマッチングする“仕組み”を利用してもらうことで手数料を得るサイトもあります。

どういった目的のサイトにしろ、人を集めて、自分が作ったコンテンツを見てもらう・利用してもらうためには「役に立つ」ことが掲載されている必要があります。 困っていること・知りたいことに対しての答えやヒントがあるからこそ、ユーザーはサイト/記事を開いて読んでくれるのです。

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自分が書きたいことや伝えたいこと、売り込みたいものについて書くのではなく、サイトを訪れてくれる人にとって有益なコンテンツを作ることを心がけましょう。これはどのジャンルのサイトであっても蔑ろにしてはいけません。

カテゴリーを決めよう

今回は誰かの「役に立つサイト」を作るために、あるカテゴリーに特化したサイトを作りましょう。ジャンルを決めておくことで、どのようなユーザーをターゲットにするか・訪問ユーザーが抱えている悩み・知りたいことが何かも決めやすくなります。

ブログコンテンツは一つの記事を書いて終わりではなく、定期的に書き続ける必要があります。何十件もの記事を決めたテーマ(カテゴリー)の中で書けそうかどうかも検討してみてください。

得意なことを扱う

サイトカテゴリー選定でもっとも良いのは、あなたが得意なジャンルで攻める事です。 例えば、 * 音楽をやっていた→楽器や練習方法について紹介する * 旅行代理店の職務経験がある→観光地や旅行サイトの見方を解説する * 料理が得意→調理テクニックやレシピを紹介する

……というような形です。 ジャンルは上から順に音楽系・旅行系・料理系ですね。

興味のある事・好きなことを扱う

解説記事を書けるの特技や知識はないという場合は、自身の好きなこと・興味のあることをサイトカテゴリーにしてみましょう。釣り、筋トレ、ネイルなどの趣味、投資など行っていること(行ってみたいこと)で構いません。

今現在、人に伝えられるほど豊富な知識が無くとも、色々と調べて記事を書いていくうちに、自然とそのジャンルに詳しくもなっていきます。

次レッスンで紹介する記事の書き方を使うと、現時点で知識がなくてもブログ記事を作ることが出来ます。ですので、記事にする内容については一旦置いておいて、記事を書き続けられるくらいに好き・興味があることは何かを考えてみましょう。

カテゴリーを絞り込む

大まかなカテゴリーを決めたら、その中で掘り下げていく部分を絞ります。

例えば「投資」についてのサイトを作ろうと思ったとします。 投資と言っても、不動産・国債・FX・仮想通貨・株式などなど沢山の種類がありますよね。 最初から全ての投資方法を網羅しようとすると、ターゲットが分散してしまうため記事の内容を決めにくいです。サイトとしても中途半端になってしまいやすいので、どのコンテンツを掘り下げるかを決めましょう。

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扱うジャンルの情報量によっても異なりますが、スタート時は上図の「小カテゴリー」くらいまで絞りましょう。アパート投資を考えている人をターゲットに、有益な情報をひたすら記事にしていきます。サイト内で扱っている情報は同じ分野ですから、訪問ユーザーは他の記事にも関心を持ってくれやすくなります。

同じように、 音楽系であればエレキギターに絞る、 美容系であればスキンケア部門に絞る、 などサイトの核となるカテゴリーを決めて下さい。

ブログを書き続けていくうちに関連カテゴリーに進出することはありますが、最初は内容をある程度絞って「~について知りたいならこのサイトを見て」と言えるくらいのコンテンツを揃えていきましょう。

作成するサイトの内容を決める

サイトで主に扱うカテゴリーが決まったら、作成するサイトについて考えていきます。 この時点で決めておきたいのは下記の6つです。

  • サイトタイトル
  • キャッチフレーズ
  • サイト概要
  • サイトの種類
  • サイトカテゴリー
  • 問題/課題
  • 解決策

【例】 file

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①サイトタイトル 任意で構いませんが、何のサイトか分かるような名前がオススメです。

②キャッチフレーズ どんなサイトかを端的な言葉で表現します。 デザインによってはフロントページで表示することもあるでしょう。

③サイト概要 meta descriptionに該当します。後記の解決策をまとめてRPする内容になりますので、最後に作るようにすると書きやすいです。

④サイトの種類 何系のサイトに該当するかを書いてください。

⑤サイトカテゴリー ④をより具体的にした、サイトで主に扱うカテゴリーです。 内容が漠然としすぎない程度まで絞りましょう。

⑥問題/課題 サイトを訪れる人たちが抱えている問題や課題を考えます。 思いつかない場合は、既に存在している同カテゴリーのサイトをいくつか見てみて、使いにくさなど感じた問題点から考えると良いです。

⑦解決策 問題/課題に対して、これから作成するサイトで解決/提案できることを書きます。

◆課題:サイト概要を作成する

では、実際にあなたが作成するサイトの概要をまとめて下さい。 今回はGoogleスプレットシートのテンプレートを使用してください。

記事企画を考えたりすると、サイト概要やキャッチフレーズは変えたくなる部分があるかもしれません。ですので、現時点では「サイトの核になる部分」を意識しつつ、あまり考え込まず書いてみてください。