AWS Cloud9でシェアする方法 【図解たっぷり】

今回はCloud9の開発環境をシェアする方法を書いてみたいと思います。
以前のCloud9よりも面倒になったのですが、よりセキュアになった気がします。

Cloud9でシェアをクリックする

まずは右上のShareボタンをクリックしてください。

シェアするためにはIAMユーザーを作成しなくてはいけません。なので「create a new user」をクリックしてください。

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IAMユーザーの作成

別ウインドウが開かれますので、そこで新規ユーザー(IAMユーザー)を作成します。ユーザーを作成するまでに5つのステップがありますので、ひとつひとつ見ていきましょう。

Step1 ユーザーの詳細設定

ユーザー名、アクセスの種類、コンソールのパスワードを以下のように設定します。パスワードはユーザーが後で変更(リセット)するように設定します。設定できたら次のステップに進んでください。

Step2 アクセス許可の設定

シェアしたユーザーに対するアクセスのポリシーを選択します。

  1. 既存のポリシーを直接アタッチを選択します
  2. ポリシーのフィルタで「cloud9」と打ち込みます
  3. AWSCloud9Userを選択します
  4. そして次のステップに進んでください

Step3 タグの追加

こちらはスキップしても大丈夫です。ここは何も書かずに次のステップに進みましょう。

Step4 確認

この内容で良ければユーザーの作成ボタンをクリックしましょう。

Step5 CSVのダウンロードとメール送信

ユーザーが作成できたら、その情報をCSVとしてダウンロードしておきましょう。これはユーザーのアカウント情報が書かれています。このタイミングだけでしかダウンロードできないので注意しましょう。

それとユーザーに「アカウントができたよ、こうやってログインしてね」というメールも送りましょう。

「E メールの送信」をクリックするとメーラーが起動しますので、そのユーザーあてのアドレスを入力してメールを送信しましょう。ユーザーはその情報に従えばログインできるようになります。

Cloud9でいよいよシェア

IAMユーザーの作成ができたので、そのユーザーをCloud9に招待(シェア)します。今回は先に作成したユーザーの名前、「student」と入力してInviteボタンをクリックします。

以下が出てくるのでOKをクリック。これでシェアはできました。

ユーザーにシェアを知らせる

Cloud9環境のURLをコピー

Environmentに書いてあるURLをクリックしてCopyを選択します。そうするとこのURLがコピーされます。

メールやSlackでURL、ID、パスワードを送る

以下のような形式でメールやSlackなどのメッセージアプリで、アカウント情報をユーザーに送ってあげましょう。

例)Cloud9のアカウントができました。シェアしましたので以下のURLからアクセスしてください。
https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloud9/ide/xxxxxxxxx

サインインURL
https://xxxxx.signin.aws.amazon.com/console

ユーザー名:student
パスワード:123456

ユーザーがアクセスする

アカウント情報を教えてもらったユーザーはURLをクリックするとログインページに行きます。 ユーザー名とパスワードでアクセスしましょう。

パスワードの変更を求められますので、新しいパスワードを入力しましょう。

パスワードを変更するとこれで完了です!これでCloud9環境がシェアされたので共同作業ができるようになりました。
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