ここまで紹介してきたボディを構成する6タイプのパーツ。
このうちのどれかに含む、という見方もありますが、独立したパーツと考えたほうが扱いやすい場合も多いです。
よくある質問
Q&A系のブロックは、安心パーツという方も、実証パーツという方もいます。
これは考え方や取り上げられる内容による差でしょう。
こちらは実証(製品の特徴や機能)のニュアンスが強いFAQ。
https://wow.one/
ONE for Businesss
下記のように解約や、使い方なども載っていると、安心パーツとしての役割も出てくるかと思います。
https://keymanletter.com/
Keyman Letter
よくある質問を設置する意図としては、以下のようなものがあります。
- ユーザーの持つ疑問に先回りして回答する=>不安払拭
- メインよりも細かな機能紹介を行う
- デメリットをさり気なく記載する(~はできません、非対応です)
クライアントが掲載したい内容も色々ですので、よくある質問は“よくある質問”という独立したパートとして考えた方が作りやすいです。
使用手順・提供プロセス
サービスの提供プロセスや導入方法は、実証パートの一部として扱われることが多いです。提示したベネフィットを得るための手順を解説している=実証というイメージでしょうか。
ただし、CVを起こしそうなユーザーへの後押し・疑問解決の役割が強いため、ページ下部に設置される場合がほとんどです。ベネフィットを得られる直接的な根拠でもありませんから、単独のパートとして考えても良いでしょう。
お申し込み手順は、呼んでいるユーザーの気分を高める言い難いパーツ。 しなければいけないことが多いと、やる気を削いでしまう危険性もあります。カテゴライズに固執するよりも、ユーザーに「面倒くさそうだな…」と思わせないよう、スッキリ仕上げることを優先したほうが良いでしょう。
ランディングページは縦長になりがちですので、フロー部分を横並びにしてコンパクトに見せるデザインも多いです。
https://perk-lp.wantedly.com/
福利厚生 Perk(パーク)
https://alligate.me/lp/20201113/
ALLGATE
横並びは、全てを一列に並べなくてもOK。
項目数が多い場合は、段を変えた方がスッキリ見えます。
https://oheyago.jp/
OHEYAGO(オヘヤゴー)
こうした内容を箇条書きで書くと「面倒くさそう」という印象を持たれがち。
イメージ画像と最低限のテキストのコンパクトなデザインなら、ユーザーのやる気を削がずにイメージさせる事ができます。
料金/プランの一覧表
料金表についても、下記のように色々な考え方で捉えることができます。
- 料金と機能を一覧で見せる実証パーツである
- お客様の不安を無くす目的の安心パーツである
料金表も細かな情報が並び、第一印象が複雑であったり、無機質になりやすい部分です。
コンテンツが役割に沿っているというよりは、内容を厳選し、ユーザーが必要なことをひと目で理解できることを優先して考えましょう。
細々載せて複雑化しすぎるとユーザーの離脱原因にもなります。
https://writer.app/
writer.app
プランごとに色分けすると、より見やすいですね。
スマホ通信サービスなどは料金体系が複雑なので、料金表を見やすくする工夫を各社でされています。
https://www.ymobile.jp/plan/
料金プラン|Y!mobile
下記は料金表ではありませんが、キャラクターを並べるなどしてポップな印象に仕上げたデザイン。
数字や文字がギッシリ並んだ表は嫌…というユーザーにも受け入れられやすそうです。
https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/
クラウドWiFi
このように、独立したパートとしてLPの構成を作っても良い部分もあります。 グローバルナビゲーションにリンクを作れるか否かが、目安になりますよ。
実習
今回登場した3パーツのデザイン参考をピックアップしてみましょう。
ランディングページ、ランディングページ型トップページ、どちらでも構いません。
- よくある質問・FAQ系のパーツを3つ集める
- 使用方法・導入までの流れのパーツ3つ集める
- 料金料のパーツ3つ集める
- それぞれURL、業種、良いと思った点のメモを付属する
実習の提出は不要です。