不安や躊躇を和らげる信頼・安心パーツ | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

不安や躊躇を和らげる信頼・安心パーツ

信頼や安心にカテゴライズされるパーツは、ユーザーの信用や安心感を高めることで、CVアクションへのためらいを軽減します。

信頼のパーツ

信頼セクションでは、商品やサービスを提供する企業(人)への信用を高めるための情報を掲載します。「販売しているあなたは、信頼できる企業(人)」なのか、というユーザーの疑問を解決することで、購入するという決断を促すイメージです。

企業のブランディングが確立している場合はそこを、新規企業や個人の場合は信憑性のあるデータや専門家による推薦文などを掲載します。サービスを提供する人や、商品開発を行った人と開発コンセプトを紹介する事もあります。

  • メディア掲載実績
  • 表彰歴
  • 科学的・医学的根拠(信憑性のあるデータ)
  • 専門家による推薦文
  • 実店舗の写真・創業年数
  • 返金システムやアフターフォロー
  • 社長や開発者の写真とメッセージ

参考1.メディア掲載歴

信頼パーツとして、運営歴やメディア掲載実績がよく使われます。
●年以上運営している、多くの人が名前を知っているメディアに掲載された、などがあるとユーザーに「信用できるサービス/商品だな」と思ってもらえるでしょう。

単に列記するのではなく、デザインの統一感を保ったまま作成できるとクオリティが維持できますね。

https://taishoku.to-next.jp/otoko/
男の退職代行

雑誌やTVなどの他、ターゲット層によってはSNSの投稿も掲載されます。
SNSで注目度上昇、インフルエンサーが絶賛したということも信頼要素。

TwitterやInstagramなどの投稿ピックアップは、掲載歴とお客様の声、両方の役割を果たしてくれる存在でもあります。
メディア掲載・受賞歴がそんなにない、という場合でも使えますね。

https://www.cellbic.net/shop/user_data/5days_04.php
すっぴん美肌をコンサルティング「セルビック」

参考2.導入企業

WebサービスやBtoBの場合は、導入企業を掲載しているページも多いです。
後記の「お客様の声」に相当する、導入企業・担当者のメッセージを組み合わせて掲載するとより信頼度が増しますね。

https://www.brushup.net/
Brushup(ブラッシュアップ)

こちらのサイトでは、横スクロールが使われています。
縦長では単調に見えがちなページをスッキリと見せ、ユーザーを楽しませるデザインですね。

https://www.vivivit.com/
VIVIVIT

参考3.表彰歴・受賞歴

満足度1位、売上ランキング1位などの情報も、商品や販売者に対しての信頼感アップに役立ちます。
自社調べのお客様満足度だけではなく、客観的(統計的)な結果を入れるとなお信頼度は高まるでしょう。

https://co.shoei-h.com/lp/fudo/002.html
家庭教師のアルファ

特立して1つのブロックとして使う以外に、ファーストビュー等に組み込むこともあります。
このあたりはユーザーに見て欲しい内容の優先順位と合わせて決定します。

https://alpha-katekyo.jp/lp_category/lp_new2021/
家庭教師のアルファ

下記ページは受賞歴→雑誌掲載→喜びの声、と信頼・安心パーツを続けて配置しています。
実証パーツは下の方に配置されているので、先にユーザーの信頼と期待感を高める意図がありそうですね。

https://neur.jp/shopping/lp.php?p=cwo_ot
CWO

参考4.エビデンス・特許や認定

  • 特許取得やトクホの認定を受けている
  • 認定を受けた工場で生産されている
  • エビデンス(科学的に効果があることを示す根拠となる検証結果・臨床結果)がある

こうした情報も強い信頼パーツになります。
第三者が認めた情報があることで、実証パーツの説明にも信頼感が高まります。

https://www.lenslist.jp/c/brand/lenslist/
LENS LiST(レンズリスト)

Airdogでは、特許やエビデンスが多く掲載されています。
※当社比と書かれているよりも商品情報が信頼でき、こういった調査などに予算と時間をかけている=企業への信頼感もあがりますね。


https://airdogjapan.com/
【公式】Airdog X5s

商品自体ではなく、その商品に使われている“成分”であったり、手法であったりの有効性を示しているLPも多いです。こういったパーツを実証に入れるか、信頼に入れるかはクライアントや制作者の考え方によって変わるでしょう。

https://www.taisho-direct.jp/products/detail/ETXXX-00-L2F000X
コレステロールや中性脂肪が気になる方のタブレット(粒タイプ)

参考5.推奨コメント

信頼パーツでの推奨コメントは、その業界で信頼を得ている権威やプロを起用します。
学者、医師、管理栄養士、有名企業の重役など、ユーザーが「お、この人のおすすめなのか」と思う方なのが重要。

下記はLPではないのですが、美容・健康系だとこうしたパーツが使われているLPを目にする機会も多いです。

https://shop.atelierofsleep.com/products/4501-2200
ねむりのアトリエOnlineSHOP|ロマンス小杉公式

芸能人や、インフルエンサーの方々のコメントが使われていることもあります。

https://www.joicfp.or.jp/joicfp_friends/
毎月定額寄付(ジョイセフフレンズ) | 国際協力NGOジョイセフ

ユーザーの親近感を大切にしたい、予算等の関係で著名人からの推奨コメントがない場合などは、下記ページのプロの声・お客様の声を対比のようなことも出来そうです。信頼性という意味では弱いですが、ユーザーの不信感や不安緩和という目的には沿えるのではないでしょうか。

https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/studless/wintermaxx03/voice/
MAXX VOICE「WINTER MAXX 03の評判」

6.企業としてのブランド力

製造企業や製品ライン自体に歴史やブランド力があれば、それも信頼に繋がります。
自分がユーザーの場合も、全く知らない会社の全く知らない商品よりは、定番商品を販売している会社だった、という方が購入への躊躇いは減るのではないでしょうか。

下は大正製薬のランディングページです。
大正製薬は歴史と知名度がある企業。商品のエビデンス+企業紹介(創業年数など)で、ユーザーに十分な信頼材料を提供できています。

https://brand.taisho.co.jp/livita/lineup/kaimincare/
快眠ケア|「リビタ」(Livita)| 大正製薬

7.開発者・開発エピソード

商品やサービスを開発した方のメッセージや、開発秘話も信頼パーツです。
どんな人(企業)が、なにを思って製品を作ったのか…という部分がわかると、信頼感や親近感が増しますよね。

https://www.kaitekikobo.jp/origo/
北の快適工房|『カイテキオリゴ』

スクールサイトの場合は代表、もしくは講師やメンターの紹介があります。
以下のような代表者の挨拶・メッセージも信頼感アップに繋がりますね。

https://thrivecare-seminar.com/mail_lp_b_31/
ロングセラーの起業家になる方法

実証と信頼のパーツをひたすら積むパターン

下記ページでは信憑性の高いデータは「置き換えダイエット」そのものの有効性を示す論文くらいしかありません。

ですが、倖田來未さんという著名人を全面に出し、開発エピソード、薬剤師のコメント、メディア掲載、受賞歴、認定工場や商品規格などの信頼パーツを大量に掲載しています。

配合している成分の詳細、こだわりなどの実証パーツも加えて、パーツをひたすら積み重ねるようにランディングページが作られています。 ダイエット・健康食品系ランディングページの見本のような構成です。

https://killerburner.com/shopping/lp.php
KILLER BURNER

安心のパーツ

安心は価格に見合うだけの価値があるとユーザーを納得させ、購入や資料請求に踏み切れるように促す役割があります。

代表的な安心パーツは「お客様の声」 「導入事例」。
数多くの利用者がいること、購入した人が満足していることを伝えて、価格に見合う価値があると“安心”してアクションに踏み切れるのです。更に、お客様の声では、自分と同じような人が問題から開放された、という共感・希望もユーザーに与えることが出来るでしょう。

https://www.mdc.co.jp/prmo/flowna_equol/
フローナ エクオール

https://castme.jp/
Cast Me!

写真を使えるのがベスト。 実際のお客様写真ではなく、ストックフォトなどからピックアップする時は注意が必要。競合サイト等でも同じ人が使われていると、ユーザーの不信感が増します(注意してLPを見ていると、時々同じ人の写真が使われているページがありますよ)。

無理せず、下記サイトのようにシルエットやイラストを使っても良いでしょう。

https://kizuki.or.jp/futoko_lp/
キズキ共育塾

お客様の声以外の安心パーツ

お客様の声以外に、下記のような内容も安心材料となります。
実際に売れている商品で、参加した・購入した人が満足しているということを伝えられれば良いのです。

  • 過去の販売実績
  • 累計販売数
  • お客様満足度
  • リピート率
  • ユーザーによるSNSへの投稿

このうち、販売実績やリピート数は、信頼の「〇〇1位」とまとめられているデザインが多いです。どれが信頼で、どれが安心かは考え方によって変わってきますし、ユーザー側からするとまとまっていたほうがインパクトがありますね。

https://item.rakuten.co.jp/leapgrow/mt-aems-1812/
MYTREX Angel

SNSを意識したハッシュタグ系のパートが設置されていることが増えています。
特に、若い方がターゲットのランディングページで多く見られます。

https://shop.gb-life.jp/sp
1DAY CLEANSE SET(ワンデイクレンズセット)

https://adaplus.jp/amis/
Amis PROTEIN

Dianeのお客様の声部分はちょっと独特。
SNS投稿ピックアップではありませんが、SNS投稿や通販サイトのレビューを意識した短いコメントが掲載されています。

https://www.moist-diane.jp/products/miracleyou_shine-shine.html
ミラクルユーシャインシャイン

ユーザーが起承転結あるような利用者からのお手紙を読みたいのか、長い文章を嫌がり短いコメントを好むのか。
ターゲットに合わせて文章量を決めたいところですね。

実習

信頼・安心パーツのデザイン参考をピックアップしてみましょう。
ランディングページ、ランディングページ型トップページ、どちらでも構いません。

  • メディア掲載を紹介しているパーツを2つ集める
  • 表彰歴・受賞歴(売上1位なども含む)のパーツ3つ集める
  • お客様の声のパーツ3つ集める
  • それぞれURL、業種、良いと思った点のメモを付属する

実習の提出は不要です。