幅(width)と高さ(height)を指定するCSS【CSSの書き方入門】

containerクラスのdivは画面いっぱいにどこまでも広がっています。
ちょっと見にくいので、上限の幅を決めてあげましょう。

要素のサイズを指定する

containerクラスのdivが、決まった大きさよりも横に広がらないようにCSSを書き加えてみましょう。
max-widthという、最大横幅を決めるプロパティを使います。

.container{
 background: white;
 max-width: 1200px;
} 

白背景部分の幅が短くなりました。

今回はmax-width=幅の上限は1200pxという指定をしています。
この場合、見ている画面が1200px以上の場合のみ上図のように隙間ができます。

画像のはみ出しを抑える

ブラウザを小さく(細く)してみましょう。
小さくした場合は、白背景部分は画面いっぱいまでの幅で表示されています。

ただ、画像がはみ出していて、横スクロールが出ています。
この状態は、良くありません。
画像も白い背景内に収まるように、上限幅を決めましょう。

img{
  max-width: 100%;
}

これは「img(画像)要素は、最大幅を100%にする」という指定です。
ここでの100%は、親要素の幅を基準にしています。

親要素は、その要素を囲っている要素のこと。
今回の場合、imgの親要素は<div class="container">です。

img{ max-width: 100%;}は「最大でも親要素(.container)と同じ幅」という指示になります。
こう書いておくと、画像は.containerからはみ出しません。

要素の大きさを設定するCSSプロパティ

要素の幅や高さを指定するプロパティは、今回使ったもの以外にも存在します。

【要素のサイズを決めるCSSプロパティ】

プロパティ 指定する内容
width 要素の幅を指定します。
height 要素の高さを指定します。
max-width 要素の最大幅を指定します。
min-width 要素の最小の幅を指定します。
max-height 要素の最大高さを指定します。
min-height 要素の最小の高さを指定します。

次のレッスンでは、max-widthを指定したことで左に寄ってしまった<div class="container"> を中央に配置します。

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