WordPressのマルチサイト化が完了しましたら、新しく作ったショップサイトの方にWoocommerceや関連プラグインをインストールし、設定を行っていきましょう。
ポートフォリオサイトの設定
まずはじめに、ポートフォリオサイトの管理画面を開きます。 プラグイン設定画面から使用していたプラグインを全て「有効化」に戻してください。
念のため「サイトを表示」から、プラグインで出力している問い合わせフォームやパンくずリストなどが表示されているか確認しましょう。
ショップサイトへのリンクを作成
現在のポートフォリオサイトにはショップサイトへ繋がるリンクがありません。 必要があればヘッダーナビゲーション等にショップサイト側へのリンクを作ってください。
解説用サイトではヘッダーナビゲーション部分にショップへのリンクを加えています。
【フロントページ以外】
↓
【フロントページ】
header.php
↓
1.ショップサイトにWoocommerceを追加
次にWoocommerceをインストールします。
ローカル環境で行った方法と同様に、 * サイトネットワークの管理画面でプラグインをインストール * ショップサイトの管理画面からプラグインを有効化→セットアップウィザードの完了
まで行ってください。
手順は ・WooCommerceを追加しよう https://skillhub.jp/courses/209/lessons/1338 と同一です。テーマ選択画面でStorefrontを忘れずにインストールしてください。
2.子テーマのインストールと有効化
Woocommerceセットアップウィザードが完了したら、ローカルで作成したStorefrontの子テーマをアップロードします。
FTPソフト使って、ローカル環境(htdocs)から子テーマをアップロードします。
子テーマディレクトリを作成する https://skillhub.jp/courses/209/lessons/1351 で行った有効化方法と同様にショップサイトで有効化してください。
①サイトネットワーク管理での操作
インストールされているテーマの画面から、storefrontと子テーマを「サイトネットワークで有効化」する。
②ショップサイトで子テーマを有効化する
3.WooCommerce設定
サーバー上のWordPress(ショップサイト)の方でも ・WooCommerceを日本対応させよう https://skillhub.jp/courses/209/lessons/1339 以降に行ったWooCommerceの設定を行ってください。
こちらはお客様が見られるサイトになりますから、商品は実際に販売予定のものを登録し、分かりやすいカテゴリー分けを行いましょう。送料や振込先口座なども実際にショップ運営に使用するものを登録してください。
●自動配信メールの確認
- 運営者→注文が入った時
- 購入者→支払い完了の通知、タウンロード商品URL案内
などWoocommerceではショップ運営で重要な動きがあった場合、運営者・購入者に自動的にメールが配信される仕組みが構築されています。
ローカル環境ではこのメール送信が行えませんでした。 サーバーにあるWordPressの方で商品登録が終わったら、購入ページのメールアドレスにご自身のメールアドレスを入れ、双方にどのようなメールが送られるのか確認してみて下さい。
●stripe決済について
ローカル環境で使用していたStripeのキーはテストモード用です。 実際にクレジットカード支払いを受け付けるためには、stripeサイトのダッシュボード( https://dashboard.stripe.com/ )から「本番環境利用の申請」を行う必要があります。
申請には事業所情報等の入力が必要となります。 表示されるフォームの指示に従って、必要事項を入力し申請を行ってください。
申請が承認されると本番用APIキーが取得できるようになります。
WordPress側の設定
本番用APIキーが取得出来るようになったら、 Woocommerce設定 > 決済画面からstripeの設定を変更します。
テストモードを有効化のチェックを外すと、本番用APIキーの入力フォームに切り替わります。それぞれに取得したキーを入力して保存してください。