モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)形式の素材の使い方を解説します。
モーショングラフィックステンプレート(.mogrt)を使ってみよう
使用するテンプレート素材
今回は、下記のモーショングラフィックステンプレート(.mogrt)を使ってみましょう。 映画やドラマの出演者紹介などでも見かける、テキストアニメーションです。
https://mixkit.co/free-premiere-pro-templates/simple-title-315/
ライセンスページ:クリックで開く
1.素材(.mogrt)をDL
モーショングラフィックステンプレート素材をダウンロードし、解凍します。
フォルダの中に.mogrtファイルが入っているはずです。 この.mogrtファイルは、制作中のプロジェクトフォルダ、もしくはPremiere全体で使う素材フォルダに入れておきましょう。
2.Premiere Proから読み込む
Premiere Proで、ダウンロードした素材を使いたいプロジェクトを開きます。
.mogrtファイルは、エッセンシャルパネル右下「モーショングラフィックステンプレートをインストール」アイコンから読み込むことで利用できます。
保存したモーショングラフィックステンプレート素材(mixkit-490.mogrt)を選択して開きます。
一覧に表示されたら、読み込みは完了です。
3.モーショングラフィックステンプレート使用する
読み込ませたモーショングラフィックステンプレートを使ってみましょう。 一覧からタイムライン上へドラッグ・アンド・ドロップします。
使われているフォントがインストールされていない場合は注意が出ます。 「OK」をクリックして進めましょう。 書体はあとで変更できますので、とりあえずデフォルトのフォントに置換しておけば大丈夫です。
モーショングラフィックステンプレートが配置されたら、再生ヘッドを少し進めてみましょう。 見本と同じような文字が表示されてます。
また、追加したモーショングラフィックステンプレートのクリップを選択すると、エッセンシャルグラフィックスパネルの“編集”に調整可能な項目が表示されます。プラグイン“Premiere Composer”での設定と同じ様なものです。
モーショングラフィックステンプレートによって多少の違いはありますが、文字の打ち替え・調整が可能です。
テキストを打ち替えてみたり、全体設定でサイズを大きくしたり、変更してみてください。
下図のように、途中から白っぽい映像クリップに変わると、文字が見えなくなってしまいますね。
モーショングラフィックステンプレート(クリップ)は長さを変更しても、その時間内でアニメーションが完了するよう調整されます。 クリップを伸ばしたり縮めたりして、アニメーションの速度、ベースになる動画とのバランスが良い長さにしてみましょう。
◆実習
モーショングラフィックステンプレートから、テキストアニメーションを設定してみましょう。
素材は講座で使用したものでも、別のものをダウンロードして使われても構いません。
Mixkitだと、Titles TemplatesやLower-thirds Templates のカテゴリー内に mogrt素材が多くあります。 https://mixkit.co/free-premiere-pro-templates/titles/ https://mixkit.co/free-premiere-pro-templates/lower-thirds/