フッターには“特定商取引法に基づく表記” “プライバシーポリシー”など、ECサイトの利用・売買に関わる情報へのリンクを掲載することが多いです。 Shopifyでこうしたポリシー類を作成し、フッターへリンクを設置してみましょう。
ポリシーのページを作成する
まずは、フッターにリンクを設置したい、ECサイトに必要な表記を登録します。
最低でも特定商取引法に基づく表記
と利用規約
のページは作っておきましょう。
今回はShopifyのストア設定から作成可能な、下記5つを作ります。
- 特定商取引法に基づく表記
- 利用規約
- プライバシーポリシー
- 返金ポリシー
- 配送ポリシー
ポリシーの登録
管理画面右下の設定を開いて、サイドメニューからポリシーを選んでください。
ポリシーの設定画面が開きます。
それぞれの項目ごとに、入力箇所が用意されています。 運用予定のストアを作成される場合は、ストアに合わせて登録を進めてください。
テーマのテスト制作で、架空のストアという場合は、テンプレートを使わせていただきましょう。下記のnoteではShopify向けのテンプレートが公開されています。
ポリシーを登録できたら、保存してください。
フッターにポリシーへのリンクを掲載
1.メニューからポリシーへのリンクを作る
ストア管理画面、オンラインストア > メニュー を開きます。 メニューを追加する、で新しいメニューを作成してください。
タイトルとハンドルに、わかりやすい名称を入力します。
メニュー項目を追加する をクリック。 名前に「特定商取引法に基づく表記」と入力します。 リンクは表示される選択肢から、Policiesを選択します。
Policiesの中から、Legal Noticeを選択。
追加するボタンで、メニュー項目に追加します。
同様の流れで、設定 > ポリシーで作成したポリシー類を全てメニューに加えます。 選択肢は日本語化されていませんが、以下のようになっています。
Legal Notice | 特定商取引法に基づく表記 |
Privacy Policy | プライバシーポリシー |
Refund Policy | 返金ポリシー |
Shipping Policy | 配送ポリシー |
Terms of Service | 利用規約 |
メニュー項目の追加・表示したい順での並び替えが終わったら保存してください。
2.カスタマイズ画面でフッターを設定
テーマのカスタマイズ画面から、作成したメニューをフッターに表示させます。
オンラインストア > テーマ から、テーマのカスタマイズ画面を開きます。 フッターを選択して、ブロックのリストを表示させてください。
デフォルトでは3カラム(3ブロック)横並びですが、今回のデザインは2つでOK。 一番上のQuick Linksを非表示にして、2番めのInfoを選択してください。
メニューを変更します。 先ほど作成した、ポリシー類へのリンクをまとめたメニューを選択してください。
見出しの文言は打ち替えても、空にしても構いません。 保存して、設定を反映させてください。
そのほかフッターの調整
メニューではない方のブロック
デフォルトで“Our mission"となっているテキストブロックを、上に移動させます。 見出し・サブテキストはお好きに打ち替えてください。
テキストの一部分のみリンクテキストにしたい場合は、リンク箇所を選択した状態で“リンクを挿入”を使います。
背景色・メールアドレス登録
フッターの背景色と、メ―ルアドレス登録を促す「Subscribe to our emails」は、フッターセクションの設定から変更できます。
ここは選択する、打ち替えるくらいの操作ですね。 選択可能な色は、テーマ設定 > 色 から設定してください。
SNSアイコン
最後に、ストアのSNSを見てもらうためのリンク部分。 SNSアイコンの項目にはデフォルトでチェックが入っていますが、フッターのどこにもSNSのアイコンは表示されていません。
これは注釈にあるように、テーマ設定からSNSの登録が必要なためです。 登録しているSNSがあれば、そのアイコンが自動的に表示される仕様です。
残念ながら、登録しているSNSの中からピックアップものだけ表示したい、など細かい設定までは出来ません。同様にヘッダーにFacebookとinstaだけアイコンでリンクを…などもデフォルトのカスタマイズ機能ではできません。
こうした設定を行うには、コード編集もしくはアプリでの対応が必要です。