はじめに:言葉で頼んで、自分の道具を育てる | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

はじめに:言葉で頼んで、自分の道具を育てる

このレッスンでできること

作業用のフォルダ「おとのは予約表」を作り、そのフォルダで Claude Code を開きます。

受講生

自分用の小さなアプリがほしい。
でも、プログラミングはできないよ。

先生

大丈夫。この講座では
コードを1行も読みません。
言葉で頼んで、動くものを育てます。

バイブコーディングって?

作りたいものをふだんの言葉で伝えて、AIにコード(プログラムの文章)を書いてもらう作り方です。あなたの仕事は、頼むこと・動かして見ること・「ここを変えて」と伝えること。この3つだけです。

この講座で育てるもの

題材は、ひとりでピアノ教室「おとのは」をしている先生です。紙の予約表をやめて、パソコンで使える自分用の予約表を作ります。1回で完成させず、1レッスンに1つずつ育てます。

ここがポイント

下の絵や録画は、すべて本物の Claude Code を動かして撮ったものです。AIの答えは毎回少しずつちがうので、あなたの画面と文がちがっても大丈夫です。

始める前に:「ターミナル入門」の言葉はそのまま使える

「ターミナル入門」で覚えた言葉(cd・ls・mkdir・フォルダの考え方)は、この講座でもそのまま使います。替えるのは、AI だけ。ターミナル入門では Antigravity CLI を使いましたが、この講座では Claude Code を使います。

Claude Code を入れる(はじめての人だけ)

すでに入っている人は、次の「見本」へ進んでください。ここは公式の手順の文だけです(この講座では、入れる画面とログインの画面は撮っていません)。公式の説明(Mac・Linux 向け)では、ターミナルに次の1行を貼って Enter です。

公式の入れ方(Mac)

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
1入れ終わったら、ターミナルを開き直す(新しい窓を開く)
2claude --version と打って Enter。版の番号が出れば、入っています
3はじめて claude と打つと、ログインをたずねられます。画面の案内にしたがって、ブラウザでログインします

Claude Code を使うには、アカウントが必要です。どのプランが対象かは、公式のページで確かめてください(この講座では確かめていません)。Windows の入れ方も、公式のページにあります。

見本:フォルダを作って、Claude Code を開く

録画(早送り)フォルダを作ってから、Claude Code を閉じるまで(早送り。実際は43秒)

撮影での実測(2026年10月19日・Claude Code 2.1.303・Sonnet 5.5)

かかった時間:43秒(AIはまだ何も作っていません)

確認を求められた回数:1回(このフォルダを信頼するか)

あなたの番:自分でやってみよう

受講生

ターミナルに打つのは、どれ?

先生

4行だけです。
1行打ったら Enter、を4回。

ターミナルに打つ4行(1行ずつ Enter)

cd ~/Desktop
mkdir おとのは予約表
cd おとのは予約表
claude

cd ~/Desktop は「デスクトップへ移動」、mkdir は「フォルダを作る」、cd おとのは予約表 は「そのフォルダに入る」、claude は「AIを開く」です(ターミナル入門で習った言葉です)。

① フォルダを作って、中に入る

実際の画面左の名前が「おとのは予約表」に変われば、フォルダの中にいます(撮影では、デスクトップの代わりに撮影用の作業場所を使いました)

② claude を開き、「Yes, I trust this folder」で Enter

実際の画面「このフォルダを信頼しますか?」という確認。最初の1回だけ出ます。撮影のときは「No, exit」に印がついた状態で出たので、↓ で「Yes, I trust this folder」に動かしてから Enter を押しました

このフォルダの中で、AIがファイルを読んだり作ったりしてよいか、という確認です。自分で作ったばかりの空のフォルダなので、Yes(はい)で進めます。

③ 開いた画面を見る

実際の画面赤枠:Claude Code の版と、使っているモデルの名前(撮影では Sonnet 5.5)。あなたの画面と同じでなくて大丈夫です

下の ❯ のところに、日本語で頼みを打ちます。次のレッスンからです。

④ 終わるときは /exit で Enter

実際の画面/exit で Claude Code が閉じ、ふつうのターミナルに戻ります

つまずきやすいところ

こうなったら:「command not found: claude」と出る
こうする:Claude Code が入っていないか、入れた直後でターミナルを開き直す前です。ターミナルを閉じて開き直し、それでも出るときは、上の「入れ方」をもう一度確かめます。
こうなったら:信頼の画面で「No, exit」を選んでしまった
こうする:Claude Code が閉じるだけです。もう一度 claude と打てば、同じ画面がまた出ます。
こうなったら:画面の文や並びがちがう
こうする:Claude Code は更新が早く、版で画面が変わることがあります(撮影は 2.1.303)。同じ意味の選択肢を選びます。

最初の疑問に戻ります

「プログラミングはできないけど、作れる?」

このレッスンで打ったのは、フォルダを作る命令と claude だけでした。次からは、ここに日本語で頼みます。

※ ターミナルの画面は、2026年10月19日に吉田のiMac(Mac)で Claude Code(2.1.303)を実際に動かして撮ったものです。モデルは Sonnet 5.5。確認の画面は、最初の設定のまま(毎回たずねる)でした。できた予約表は、同じiMacの Chrome(画面に出さない形で起動したもの)で開いて撮りました。どのプランで同じことができるか、Windows でどう見えるかは、この講座では確かめていません。アカウントの情報は消してあり、フォルダの場所はデスクトップの表示に置きかえています。AI の答えの文は、毎回すこしずつちがいます。

まとめ
  • バイブコーディング=言葉で頼んで、AIにコードを書いてもらう作り方
  • ターミナル入門の言葉はそのまま使える。替えるのは AI だけ(Claude Code)
  • 作業用のフォルダ「おとのは予約表」で claude を開いた。終わるときは /exit
準備ができました!
次のレッスンでは、いきなり作らずに、AIに質問してもらって「作りたいもの」を言葉にします。