作ったデザインから、必要なパーツを画像として書き出してみましょう。
今回書き出す画像
Web制作では、デザインを元にコーディングを行ってWebページを作ります。 コーディングをするためには、ページで使う画像をそれぞれ用意しておく必要があります。
ファーストビューとバナー、2つの画像を書き出します。
イラストレーターでの画像の書き出し手順
1.書き出す画像をピックアップする
書き出しには「アセットの書き出し」というパネルを使います。 ウィンドウから、パネルを表示させて下さい。
ファーストビューの画像・長方形・文字の3つを選択します。 その状態で右クリックして「グループ」を選択。 グループ化されるので、アセットの書き出しパネルにドラッグします。
そうすると、枠の中に画像が入ります。
ここは書き出し待ちリストのようなものです。 同じ様にバナー部分もグループ化して、アセットパネルに追加してみましょう。
これで2枚の画像が、書き出しのスタンバイ状態になりました。
2.ファイル名と書き出す形式を決める
画像の名前が分かりにくいので、分かるように変更しておきましょう。 「アセット 2」などの部分をクリックすると、打ち替えることができます。
[shift]キーを押しながらクリックして、2つの画像を選択。 書き出し設定を1x-PNGに設定して下さい。
3.書き出しを実行する
書き出しのボタンをクリックします。
ファイルを保存場所を聞かれます。 わかりやすい場所を指定して「フォルダーの選択」をクリック。
書き出しが実行されます。 保存先に指定した場所を見てみると、新しいフォルダーが出来ています。 中に、書き出した2枚の画像が入っていれば完了です。
これでWebデザイン/コーディングのためのIllustrator基本操作は完了です! このデザインを元にコーディングを行うと、Webサイトが完成します。