WordPressのテーマの種類、変更方法とは【WordPress制作入門講座】

WordPressには見た目を変更する「テーマ」と呼ばれる機能があります。
ブログサービスなどにある“スキン”や“着せ替え”と似た機能で、表示するページのデザインやレイアウトを手軽に変更することが出来ます。

WordPressのテーマを変更する

管理画面のメニューから、外観 > テーマを開いてみましょう。


有効:と表示されているものが、今使用しているテーマです。
別のテーマにカーソルを重ねてみましょう。
画像の下に「有効化」などのボタンが表示されます。

「有効化」をクリック。
新しいテーマを有効化しました、とメッセージが表示されます。
(管理画面の見た目は変わりません)

サイトを表示をクリックしてみましょう。


今までは一面緑色でしたが、見た目が変わりましたね。
アイッキャッチにも、紺色のフィルターがかかったように表示されています。

このように、テーマを切り替えることで、WordPresユーザーは自分の好きなデザインのサイトを作ることが出来るのです。

WordPressテーマの種類

WordPressではインストール時から入っているテーマ、俗にデフォルトテーマと呼ばれるもの以外でも、様々なテーマを使用することが出来ます。

A:公式テーマ

WordPressが審査をして認めたテーマです。
テーマの作りが的確で、悪意のあるプログラミングななされていない事が認められているものなので安全性は高いでしょう。また、基本的には全て無料です。

WordPress公式サイトに掲載されている他、WordPress管理画面「テーマの新規追加」からインストールも可能となっています。

B:非公式テーマ

WordPressの審査を通さずに配布されているものを、非公式テーマと言います。
非公式なのでWordPressの管理画面から探してインストールは行えず、ファイルをダウンロードして自分でインストールする形になりますね。

非公式テーマは、無料で公開・配布されているものもあれば、数万円~数十万円で販売されている有償テーマまで様々。
審査を通していない=質が悪い、というわけではありません。
有償テーマは全て非公式になりますし、無料で使えるものでも良作テーマはけっこうあります。あまり出来の良くないテーマもあるので、ピンきりですね。

C:自作テーマ(独自テーマ)

特に配布はせず決まったサイトのみで使用しているテーマを、自作テーマや独自テーマなどと呼びます。

公式にしろ非公式にしろ、既存のテーマでは掲載内容やデザインなどの調整が限られます。自分のサイトに必要な機能とデザインを実装するため、テーマをイチから自分で作って使うのが自作テーマです。

作りたいサイトやクライアントの要望に沿ったサイトをWordPressで構築する。Web制作のお仕事で携わる機会が多いのは、この自作テーマの作成です。

次回からはWordPressで自作テーマの作成を行っていきましょう!

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