ブログの記事が、検索で読まれるまでの流れを、自分の言葉で説明できるようになります。
「ブログを書いているのに、ほとんど読まれない」「SEOが大事と聞くけれど、何をすればいいのか分からない」。そんなところから、いっしょに始めましょう。
まずは、あなたがふだん検索しているときのことを思い出しながら、アニメーションを見てください。
検索してから、記事を開くまで(画面はイメージです)
SEOは「見つけてもらうための工夫」
SEO(エス・イー・オー)は、英語の Search Engine Optimization の頭文字で、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
むずかしく聞こえますが、この講座では、こう考えてください。
SEO = 検索した人に、自分の記事を見つけてもらい、読んでもらうための工夫
検索エンジン(Google などの、言葉を入れるとページを探してくれるしくみ)は、毎日たくさんの人に使われています。その人たちの「知りたい」に答える記事を書けば、広告を出さなくても、記事が読まれる入り口になります。
検索結果に並ぶまでの3つのステップ
Google は、検索のしくみを「見つける」「整理する」「並べる」という3つの段階で説明しています。あなたが記事を公開したところから、順番に見てみましょう。
記事を公開してから、検索結果に並ぶまで
並ぶ順番を決める手がかりはたくさんあり、細かい計算のしかたは公開されていません。ただ、Google が公式の案内でくり返し伝えているのは、「検索した人の役に立つ、信頼できる内容を作ってください」ということです。この講座も、そこを土台にします。
いちばん大事なのは「検索した人が知りたいこと」
例として、町のパン屋さん「こむぎ堂」のブログを考えてみます(この講座で、ずっと使う例です)。
ある人が「食パン 冷凍 焼き方」と検索しました。この人は、何に困っているのでしょう。
同じ言葉で検索しても、答えが先にある記事のほうが「役に立った」と感じてもらえる
おそらく「まとめ買いして冷凍した食パンを、パサパサにせず、おいしく焼きたい」のだと思います。このような、検索した人が本当に知りたいことを「検索意図(けんさくいと)」と呼びます。
検索意図に、まっすぐ答える記事は読んでもらえます。反対に、食パンの歴史から話が始まる記事は、どんなにていねいに書いても、この人にとっては「知りたいことが見つからない記事」です。
SEOの記事は、検索エンジンのためではなく、検索した人のために書く。この講座のすべてのレッスンが、この考え方でできています。
この講座での、AIの使い方
この講座では、ChatGPT・Claude・Gemini など、ふだん使っているAIを1つ使います。どれでもかまいません。
AIには、候補を出す・下書きを書く・見直すのを手伝ってもらいます。一方で、何を書くかを決めることと、あなたの体験を書くことは、あなたの仕事です。この分担は、レッスン4でくわしく説明します。
やってみよう(3分)
書いてみた例
検索した言葉:肩こり 自宅 ストレッチ
本当に知りたかったこと:仕事の合間に、道具なしで、5分でできる肩こりのストレッチ
この1行が書ければ、もう検索意図を考えられています。できました!
つまずきやすいところ
「SEOには、むずかしい技術が必要なのでは?」と不安になったら
ブログのサービス(WordPress やはてなブログなど)を使っていれば、検索エンジンに読まれるための基本の形は、たいてい用意されています。この講座では、技術の設定ではなく、記事の中身に集中します。
「すぐ検索の上のほうに出したい」と思ったら
公開してから検索結果に並ぶまでには時間がかかることがあり、何位になるかはだれにも約束できません。順位よりも先に、「この記事は、検索した人の疑問に答えているか」を見るようにしましょう。
「自分のブログが、そもそも Google に登録されているか分からない」とき
Google の検索窓に「site:」に続けて自分のブログのアドレスを入れて検索すると(例:site:example.com)、登録されているページの一部が表示されます。何も出ない場合は、公開したばかりで、まだ見つけてもらえていない可能性があります。
- SEOは、検索した人に記事を見つけてもらい、読んでもらうための工夫。
- Google は「見つける → 整理する → 並べる」の順で、検索結果を作っている。
- いちばん大事なのは、検索した人が本当に知りたいこと(検索意図)に答えること。
次のレッスン:AIに候補を出してもらって、書くテーマとキーワードを1つ決めます。
確認クイズ
Q1.「検索意図」とは、どんなことでしょう?
こたえ
検索した人が、本当に知りたいことです。「食パン 冷凍 焼き方」なら「冷凍した食パンを、おいしく焼く方法」のように考えます。
Q2.Google が検索結果を作るまでの3つの段階を、順番に言えますか?
こたえ
見つける(クロール)→ 整理して覚える(インデックス)→ 検索した人に並べる(検索結果)、の順です。
Q3.SEOの記事は、だれのために書くものでしょう?
こたえ
検索した人のためです。検索エンジンをだますような工夫ではなく、読む人の疑問に答えることを考えます。