これだったら役に立つIT資格、Web資格を30個くらいを大紹介
- 就職・転職などに役に立つIT資格、Web系の資格
- Web業界にIT資格は「必要?」それとも「不必要?」
- IT系国家資格・検定
- ベンダー系のIT資格
- 開発言語関連のIT資格
- 民間資格の注意点
- 目的は資格取得よりも知識の蓄積
就職・転職などに役に立つIT資格、Web系の資格
Web/ITの世界にはいろいろな資格が存在することを知ってましたか?その中にはなんと国家資格があったり、AmazonやGoogleのような大企業がやっていて、かつ就職・転職などにもたいへん有利な資格があったりします。また言語別の資格があったりして、それもエンジニアの転職には役に立つかもしれません。
今回はそんなWeb/ITでとても役に立つ資格を厳選してお届けします!
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Web業界にIT資格は「必要?」それとも「不必要?」
Web業界においては資格は必要か?との質問に対して多くのベテランエンジニアは「No!!」と答えます。
え⁉なんで、スキルを証明するための資格なのに?と不思議に思うかもしれません。この疑問に対する答えは明確で、『資格だけ持っていても仕事ができるとは限らない』だからです。
Webエンジニアやデザイナーの最前線では、資格を信頼して採用するという企業はあまりありません。その背景には、もちろん資格に関係なくデキる人が存在するということもあります。出来る人で資格を持っている人は少ないですし、採用側もそういう判断(資格は不要)があるのかもしれません。
しかし、資格そのものが認知されていないということもあります。
Web業界における資格試験は実は有用なものもあります。例えば上で少し触れたGoogleやAmazon、Microsoftなどが行っている資格試験はかなり役に立ちます。他にもなんと厚生労働省がやっている資格試験もあるのです!
Web業界に根強く残る『資格不要神話』ですが、持っていても損はない資格を厳選してご紹介します。
IT系国家資格・検定
天下の国家IT資格
医者、弁護士、国家公務員などいわゆる『高給取り』なイメージの職業にはつきものの国家資格。実はWeb関連の国家資格も複数あるのですが、図のように『情報管理技術者の中の○○』というような形の資格ばかりです。
しかし2017年にIT系における初の名称独占資格が誕生しました!
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
フレーム:盾(シールド)を意味し、様々な脅威から情報組織や社会を守る存在であること、深みのある青は誠実と冷静さを意味する。
国家資格というだけでなく、IT系唯一の独立資格でしかもロゴの意味合いまでカッコいいというチート系資格です。
ちなみに難易度はやや高めで、合格率は約19%程度とのこと。
大手企業においても個人情報の漏洩などが頻発する時代だからこそ重宝される資格なのかもしれませんね。またこちらの資格を取得してフリーランスの人や起業向けのコンサルティングのお仕事をしている方もいるようです。
仮にセキュリティ関連の仕事をしないという場合でもつけておいて損はない知識ですし、2019年現在特に更新などが必要ということもないのでおススメです。
おススメ度 | ★★★★★ |
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難易度 | ★★★★☆ |
維持費 | ★★★☆☆ |
国家検定で国のお墨付きのIT資格
国家資格ではなく国家試験というものがあります。どう違うのでしょうか。
国家資格
その仕事に就く為に絶対に取得してなければいけないもの
さすが天下の国家資格、それがなければ出来ない仕事がありそうですね。それに対して国家試験とは?
国家試験
簡単に言えば、あなたはどのくらいの技能レベルですか?を問うのがこの検定になり、この国家検定の資格を持っていなければ、当該のお仕事に就けないわけではなく、その職業で働いている方の技能を判定するもの
国家資格と国家検定と技能検定の違いは? より
なんだ、公的な資格じゃないのか…と興味を失うのはちょっと待ってください!国家試験は確かに『公的な資格』ではありませんが、『国からあなたにはこんな技術がありますよ』というお墨付きをもらえるというもので充分な価値があります。
ウェブデザイン技能検定
カレーの辛さの程度を伝えるのって難しいと感じたことはありませんか?
実際に「だって辛さなんて人によって感じ方が違うし、”からい”以外の表現方法がないじゃないか!」という理由から”辛さのレベル”を他人に伝えるのは難しいと言われています。
いきなりカレーの話をしてしまいましたが、「あなたのデザインのレベルってどのくらい?」と聞かれたらどう説明していいか困ってしまう人も多いと思います。
例えばプログラミングなら、「こんなアプリを作りました!」「こんなサイトを作りました!」「こんなシステムを開発しました!」とアピールできます。しかしデザイナーはそうはいきません。
「オシャレなデザインができます。」と言ったところで自分の作品以外に証明のしようがないからです。
しかしこの資格(厳密には資格ではなく検定ですが)があれば、一定レベル以上のデザインへの知識と技術があるということを公的に証明することができるのです。
おススメ度 | ★★★★☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※級により異なる |
維持費 | ★★★☆☆ |
IPAの国家試験
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html
IPAの国家資格であるセキスペをご紹介しましたが、国家試験もたくさんあります。こちらも持っていて損はないものばかりです。データベースなんて良さそう。需要がありそうですね。
No. | 試験区分 | 略号 | 英語名称 | 実施 時期 |
---|---|---|---|---|
情報処理技術者試験 | ||||
1 | ITパスポート試験 | IP | Information Technology Passport Examination | 随時 |
2 |
情報セキュリティマネジメント試験 (平成28年度から) |
SG | Information Security Management Examination | 随時 |
3 | 基本情報技術者試験 | FE | Fundamental Information Technology Engineer Examination | 随時 |
4 | 応用情報技術者試験 | AP | Applied Information Technology Engineer Examination | 春秋 |
5 | ITストラテジスト試験 | ST | Information Technology Strategist Examination | 春 |
6 | システムアーキテクト試験 | SA | Systems Architect Examination | 春 |
7 | プロジェクトマネージャ試験 | PM | Project Manager Examination | 秋 |
8 | ネットワークスペシャリスト試験 | NW | Network Specialist Examination | 春 |
9 | データベーススペシャリスト試験 | DB | Database Specialist Examination | 秋 |
10 | エンベデッドシステムスペシャリスト試験 | ES | Embedded Systems Specialist Examination | 秋 |
11 | ITサービスマネージャ試験 | SM | Information Technology Service Manager Examination | 春 |
12 | システム監査技術者試験 | AU | Systems Auditor Examination | 秋 |
情報処理安全確保支援士試験 | ||||
1 |
情報処理安全確保支援士試験 (平成29年度から) |
SC | Registered Information Security Specialist Examination | 春秋 |
おススメ度 | ★★★★★ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※試験により異なる |
維持費 | ★★★☆☆ |
ベンダー系のIT資格
ベンダーとは
ベンダーとは”ユーザー”の対義語として使われる言葉です。一言でいうと”サービスを提供する側”のことですね。これだけでは「なんのこっちゃ」となると思うので、実際の資格と絡めて解説していきます。要するに「企業」と言っても良いでしょう。その企業が独自に提供しているのがベンダー資格になります。
実はこれはすごく狙い目で、その技術を扱っている会社には転職しやすくなります。
1. AWS(Amazon)の資格
Amazon 社内のビジネス課題を解決するために生まれた IT インフラストラクチャのノウハウをもとに、2006 年、アマゾン ウェブ サービス(AWS)はウェブサービスという形態で、企業を対象に IT インフラストラクチャサービスの提供を開始しました。
出典:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/
なるほど、わからん。これだけ見るとわかりにくいですが、このロゴを見たことがある人は多いのではないでしょうか。
簡単にいうとAWSとはAmazonが提供しているクラウドサービスであり、Webサイトの開発などをクラウド上で行うことができるものです。
このAWS、さすがは世界のAmazon様というかなんというか多くの企業が開発の際にAWSに依存しているというのが現状です。
その為、今後フリーランスとしてもしくは起業してWeb業界で働いていきたいと考える方にとってはAWSに強くなっておいて損はないといえるでしょう。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
例えば、CrowdWorksやLancersなどに登録する際に、コチラの資格を持っていますということをアピールすれば開発環境としてAWSを採用しているクライアントにとっては安心材料の1つになることは間違いないでしょう。
おススメ度 | ★★★★☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ |
維持費 | ★★★★☆ |
2. Googleの資格
世界のGoogle公認の資格は10種類もあり、しかもそのほとんどが無料で受験可能です。
「Googleに特化した資格かぁ~…?」とあまり乗り気でない人もいるかとおもいますが、実は中には皆つかってるけど実はよくわかってない機能に関する資格も存在します。
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleアナリティクス、使っている人も多いのではないでしょうか。
でも大体、サマリーやリアルタイムの画面、あとはコンバージョン画面の確認くらいで終わっていませんか?(実は私がそうです。)
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)試験に合格すると、熟練した Google アナリティクス ユーザーであることを具体的に証明できます。
※Googleからの資格についての説明
起業するにしても、フリーランスで活動するにしても”マーケティング”はとても重要な要素の1つなので、アナリティクスに精通しています!と胸をはって証明できることは損にはならないでしょう。
おススメ度 | ★★★★★ |
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難易度 | ★★★★☆ |
維持費 | ☆☆☆☆☆ |
Google Marketing platform 認定資格
Google Marketing platfornはDoubleClick と Google アナリティクス 360 スイートが1つのブランドに統合・集約されて出来たものですね。
ん?DoubleClickとGoogle アナリティクス 360 スイートってそもそも何?という人も多いのではないでしょうか。
まずはどのようなサービスなのかを見てみましょう。
「DoubleClick Digital Marketing」+「Google Analytics 360 Suite」→「Google Marketing Platform」「DoubleClick」は、Googleが2007年に31億ドルで買収したオンライン広告配信サービス。「Google Analytics 360 Suite」は、同社の解析ツール「Google Analytics」の有料版で、2016年に発表されたデジタルマーケティングのための統合スイートサービス。顧客から、DoubleClickのデジタルマーケティングツールと360Suiteの併用が便利だというフィードバックを受け、これらを統合する。
※上記サイトより抜粋
Google Analyticsに有料版があったとは…。そういえばGoogle Analytics画面にベータ版という表示がでている項目がいくつかあったような気がします。
Google Analytics 360 Suiteのことだったんですね。
こちらはオンライン広告や、無料版でも十分に優秀なGoogle Analyticsの有料版がドッキングしたサービスを使いこなせますよ!というアピールに繋がる資格です。
もちろんGoogle公認の資格なので取得した場合は法人のクライアント相手にコンサルティングなんかもできるかもしれません。
嬉しいことにこれらの資格、2つとも受験費用は無料です。
おススメ度 | ★★★★★ |
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難易度 | ★★★★☆ |
維持費 | ☆☆☆☆☆ |
Google Cloud認定資格
Google公認の資格で近年注目されているのが、Google Cloud認定資格。
GCP資格(Google Cloud Platform資格)と呼ばれているのも、これです。
Google Cloud認定資格はGoogle Cloudに関する知識やスキルを評価するもの。
クラウドに関する基礎知識が中心の“Cloud Digital Leader”から、ネットワークエンジニアリングの“Professional Cloud Network Engineer”や、機械学習システムの構築や運用の“Professional Machine Learning Engineer ”など専門領域特化型まで、レベル別に11種類あります。
おススメ度 | ★★★★☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※認定により異なる |
維持費 | ★★★☆☆ |
3. Microsoft/Azureの資格
WindowsやMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)を販売する世界的な企業Microsoftも、自社製品に関する認定資格を発行しています。
Microsoft認定資格プログラム(MCP)
マイクロソフトの認定資格( MCP:Microsoft Certifications Program )は、 マイクロソフト製品に対する知識や技術を持つ個人を認定する世界共通のプログラムです。
製品別や役割(ロール)別、レベル別などさまざまな種類の認定資格を取得することができます。
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/partner/contents/mcp
Microsoft認定資格は、体系がちょっと複雑。
使用する商品の違い・役割・レベルとで細分化されており、トータル100個以上の認定があります。例えば、クラウドサービスの『Microsoft Azure』系や、ローコード開発ツールの『Microsoft Power Platform』系なんかが代表的です。
更に『Microsoft Azure』であれば、“Azure Data Fundamentals(データエンジニア初級)”や“Azure AI Engineer Associate(AI エンジニア中級)”のように、資格が細分化されているんですね。どれを受験するか考えるだけで大変。
以下のサイトで認定資格体系、特にAzure系統の認定資格についてまとめられていました。
MCPが気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。
おススメ度 | ★★★★☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※級により異なる |
維持費 | ★★★★★ |
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
Microsoft公認資格としては、もっと有名なMOSもあります。
『世界で最も知名度が高いベンダー資格』なんて称されることもあり、事務、人事、総務から企画・窓口業務まで、幅広い業界・職種でアピールすることができます。就活のときに取得した・検討した、という方も多いのではないでしょうか?
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。
出典:https://mos.odyssey-com.co.jp/about/
こちらはMicrosoft Office製品の操作能力を認定するもので、ITエンジニアやWebデザイナー向けというわけではありません。
ただ、エンジニアも、デザイナーやマーケターも情報をExcelで管理する機会はあります。クライアント向けの資料を作るときに使う、クライアントからの要望がOffice製品のファイルで来ることもあるので、取得していてもデメリットはないでしょう。
ちなみに、MOSに資格に有効期限はありません。
バージョンが更新をしたい場合は別途受験が必要ですが、ちょっと古くても「ある程度の操作はしっかりできる人」という認識はできるので、コスパは良いですね。
おススメ度 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ |
維持費 | ☆☆☆☆☆ |
4. Oracleの資格
Oracle(オラクル)はアメリカに本拠がある、データベース管理システムなどのソフトウェア開発・販売を行っている企業。「Oracle Database」という、世界シェアトップクラスの多機能データベースソフトウェアが有名です。
Oracleでは、製品別の認定資格や、Javaプログラマ向けの“Oracle Certified Java Programmer”など、多くの認定資格を発行しています。
ORACLE MASTER
Oracle認定資格の中でも認知度が高いのが、データベースエンジニア向けの資格“ORACLE MASTER”。「Oracle Database」に関する技術を認定する資格ですが、データベース管理や運用の知識、SQL言語などデータベースの一般的な知識も必要です。
このためBronzeやSilverレベルは、データベースの基本知識があることの証明として、未経験からエンジニアを目指す方が学習も兼ねて受験することも少なくありません。
名称 | 受験資格 | 難易度 | 出題内容 |
---|---|---|---|
ORACLE MASTER Bronze DBA 2019 | なし | ★ |
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ORACLE MASTER Silver DBA 2019 | なし | ★★ |
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ORACLE MASTER Silver SQL 2019 | なし | ★★ |
|
ORACLE MASTER Gold DBA 2019 | Silver資格 | ★★★ |
|
ORACLE MASTER Platinum DBA 2019 | Gold資格 | ★★★★ | ミッション・クリティカルなシステムにおいて最適な設計・構築・運用を行うスキル(制限時間内に指示通りにデータベースを構築していく実技試験) |
おススメ度 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※試験により異なる |
維持費 | ★★☆☆☆ |
5. Ciscoの資格
Ciscoはアメリカに本拠を置く、ITおよびネットワークソリューション関連企業。
皆さんの中にはハードウェアだけを扱う企業と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、シスコはソフトウェア企業でもあります。同時にセキュリティ企業でもあり、ブロックチェーン企業でもあり、AI/ 機械学習企業でもあります。さらに、適応して予測し、学習し、防御する直感的なネットワークも開発しています。
出典:https://www.cisco.com/c/ja_jp/about/careers.html
シスコ認定(シスコ技術者認定)
シスコ技術者認定は、Ciscoシステムズ社が認定するネットワークのスキルを証明する資格。
認定分野とレベルによって試験が分かれており、難易度が変わります。
ネットワークエンジニアの登竜門とも称される“CCNA(Cisco Certified Network Associate)”や、アプリケーション・ソフトウェア開発者向けの“DevNet(Associate / Professional / Expert の3レベル)”などがあります。
おススメ度 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★★★☆☆ ※級により異なる |
維持費 | ★★★☆☆ |
開発言語関連のIT資格
最後に、開発言語に関連する資格です。
紹介しておいてなんですが、開発言語ほど資格が重要視されないものはないと思います。
10年PHPで開発をしてきた無資格者と、資格はあるけれども実務は未経験のエンジニアがいた場合どちらが頼りになるでしょうか。
言語関連の資格はあくまでも「同じレベル(未経験)の人物がいた場合、有資格者の方が知識があると思ってもらえる。」程度のものです。
つまり、「なくても良いけど、なんにもないよりはあった方がマシ」というレベルなのです。ではなぜそんな資格を紹介するのかというと、資格そのものよりも資格対策の勉強にとても意味があるからです。
実際に言語関連の有資格者の人からも「資格そのものよりも勉強した内容がコーディングの中で役にたつ」という意見が多いです。
1. Ruby Association
2. PHP関連
3. Java関連
アプリケーションやWebサービス、家電のプログラミングまで幅広く使われているプログラミング言語Java。
様々な団体が複数の認定資格試験を行っています。代表的なJava資格認定試験と特徴は、以下のサイトをご確認ください。
4. Rails技術者認定試験
5. LinuC(リナック)
LinuCとはLinux技術者認定資格のことです。
ちなみにLinuxはオープンソースのOSのことです…といわれてもピンときませんよね。Linuxについてはコチラで詳しく解説されています。
LinuCはLinuxに関するネットワークやサーバなど、インフラ系の管理運用に役立つ資格です。世界約200カ国で実施されています。
注意点は、更新制という点。認定自体は取り消されませんが、認定の効力はかなり落ちる仕組みになっています。
レベル1、レベル2、レベル3の認定者は、認定日から5年以内に同一レベルの認定の再取得または上位レベルの認定の取得をすることで、ACTIVEな認定ステイタスを維持することができます。
「ACTIVE」または「INACTIVE」を認定ステイタスといいます。認定日から5年目の日付を過ぎますと、認定ステイタスの表示が「ACTIVE」から「INACTIVE」に変更されます。
ACTIVEとは、「有意性あり」すなわち「現在活動中、現役」を意味します。従って、ACTIVEでなくINACTIVEになるとは、過去には認定されたスキルを保有していたが、現在はそのスキルが現役のシステム設計・開発・維持にマッチしないことになります。これは認定者本来の資質を判定するものではありません
簡単に言うと、再認定試験に合格しなければ、過去に認定されたことはあるけれども、今現在も同様の知識があるとは保証しませんよ~ということですね。
開発環境がLinuxという方や、Linuxに興味がある、どんどんPCをカスタムしていきたいという方は取って損はない資格といえるでしょう。
ただでさえ、サーバー関連について詳しい知識を持つ人は少ないのでコチラもアピールできる強い要素になり得ます。
おススメ度 | ★★★★☆ |
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難易度 | ★★★★☆ |
維持費 | ★★★★★ |
民間資格の注意点
LinuCについての項目でも触れましたが、国家資格以外は更新制のものが多いです。
検定料金や、更新の頻度は資格によって異なるものの、資格を維持し続けるのにも費用がかかります。
これもむやみやたらに資格を集めるべきではない大きな理由の1つと言えるでしょう。
目的は資格取得よりも知識の蓄積
最後の開発言語の項目でも触れましたが、エンジニアさんはボーイスカウトやガールスカウトのようにバッジをたくさんつけているからといって階級があがるわけではありません。
最も重要視されるのは、「美しく、わかりやすいコードが書けるか?」「ユーザーの心を動かすデザインが描けるか?」…つまりは、現場で役にたつかどうかという点です。
繰り返しになりますが資格取得を奨励しているわけではありません。もし興味のある資格が見つかった人は、資格取得の過程で得た知識を実務の中で生かして頂ければ幸いです。
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11月24日まで