ターミナルが何かと、なぜAIを使いこなす人がターミナルを使うのかが分かり、自分のパソコンでターミナルを開けるようになります。

受講生
アプリの Codex で、ページも写真も作れた。
ターミナルって、まだ要るの?
先生
アプリで試したことを、ここからはターミナルで。
ターミナルの方が始めるのが速く、
自分のフォルダを直接さわれます。

アプリでは、まずプロジェクトを作って、フォルダを選んでから頼みました。ターミナルなら、作業したいフォルダの中で agy と打つだけで、すぐに頼めます。デスクトップのフォルダでも、写真のフォルダでも、開いたその場所でAIが作業します。
先に答え:ターミナルのAIは、作業までやる

ブラウザのチャットでAIに「ページを作って」と頼むと、作り方やコードが文章で返ってきます。コピーして、ファイルを作って、貼って、保存するのは自分です。ターミナルのAIは、パソコンのフォルダの中で、ファイルを作るところまで自分でやります。
| 理由 | どういうこと | この講座で体験する所 |
|---|---|---|
| ① AIが作業までやる | ファイルを作る・移す・直すを、AIがやる | レッスン4〜6 |
| ② まとめて一気にできる | 何十個のファイルでも、1行やひとことで片づく | レッスン2・4 |
| ③ AIが何をするか読める | 動かす前に「やっていい?」と聞いてくる。中身に、自分でも打つ言葉が出る | レッスン3・4 |
プロが仕事で使うAIの道具には、ターミナルで動くものがそろっています。Google の Antigravity CLI、Anthropic の Claude Code、OpenAI の Codex です。CLI は「文字で操作する道具」という意味です。この講座では Antigravity CLI を使います。
そもそも、ターミナルって何?
パソコンに「これをやって」と伝える方法は、2つあります。マウスで伝える(クリック・ドラッグ)と、言葉で伝える(文字で打つ)です。言葉で伝える窓口がターミナルです。相手にしているのは、いつも見ているフォルダです。

AIはマウスを持っていません。だから、パソコンの中で作業をするときは、言葉で伝えるこの窓口を使います。AIがターミナルで動くのは、そこがAIにとっていちばん仕事がしやすい場所だからです。
この講座の流れ:パン屋「こむぎの日」のパン教室
前の講座と同じ、パン屋「こむぎの日」が題材です。こむぎの日は、お店でパン教室も開いています。教室のフォルダには、写真・レシピ・請求書・名簿など17個のファイルが、ばらばらに入っています。
あなたの番:ターミナルを開いてみよう

受講生
黒い画面、こわくない?
先生
開くだけなら、何も変わりません。
3つのキーで開けます。

こうなっていればOK

| 画面の文字 | 意味 |
|---|---|
| user@Mac | あなたのパソコンの名前(人によってちがいます) |
| ~ | 今いるフォルダ。~ は「自分のホームのフォルダ」 |
| % | 「ここから打ってね」の印 |
つまずきやすいところ
※黒い画面は、Mac のターミナルで実際に動かして撮ったものです(2026年10月19日の画面は Antigravity CLI 1.4.2、10月7日の画面は 1.3.1)。撮影に使ったのは有料のアカウントで、ほかのアカウントで同じことができるかは確かめていません。Windows でどう見えるかも確かめていません。アカウントの行など、個人の情報は消してあります。撮影用に練習用フォルダを /tmp の下に置いたので、画面のフォルダの場所は、あなたのパソコンとはちがって見えます。
- ターミナルは、言葉でパソコンに頼む窓口。相手はいつものフォルダ
- ターミナルのAIは、教えるだけでなく作業までやる。何をするかも読める
- command+スペース →「ターミナル」→ Enter で開ける
次のレッスンでは、5つの言葉を自分で打って、こむぎの日の写真を1行で片づけます。