Webマーケティングの「地図」を見て、AIに手伝ってもらえるところを、自分のお店や商品に当てはめて言えるようになります。
Webマーケティングは「売れる流れ」を作ること
Webマーケティング(インターネットを使って、商品が売れる流れを作ること)と聞くと、むずかしく感じるかもしれません。でも、やっていることは、お店の店先でしていることと同じです。
この講座では、駅前の小さなパン屋さん「こむぎ堂」を例にして進めます。ヨガ教室や、ハンドメイド雑貨のお店など、あなたの商品に置きかえながら読んでください。
お客さんが通る3つの場所
| 場所 | お客さんの気持ち | パン屋さんの例 |
|---|---|---|
| ① 集客(しゅうきゃく) | 「こんなお店があるんだ」と知る | Instagramの投稿、小さな広告 |
| ② 教育(きょういく) | 「このお店、いいな」と好きになる | こだわりを伝えるメール、新作のお知らせ |
| ③ 販売(はんばい) | 「買ってみよう」と決める | 食パンの予約ページ |
※「教育」は、むずかしいことを教えるという意味ではありません。お店のことを知ってもらい、好きになってもらうことを、マーケティングではこう呼びます。
そして、この3つの下には土台があります。「だれに来てほしいか」=ペルソナ(来てほしいお客さんを、1人の人物として書いたもの)です。土台が決まっていないと、投稿もコピーもメールも、だれに向けた言葉なのかがぼやけてしまいます。
最後に、数字を見て、次を直す。投稿を見た人は何人か、予約ページまで来た人は何人か。ここまでで、1周です。
AIに手伝ってもらうこと・あなたが決めること
この講座で使うのは、ChatGPT・Claude・Gemini のようなチャットAI(文章で話しかけると、文章で返してくれるAI)です。どれを使ってもかまいません。
AIは、案をたくさん出したり、下書きを作ったりするのがとても速いです。一方で、AIはあなたのお店のことを知りません。値段や日付をまちがえたり、本当ではないことを書いたりすることもあります。
やってみよう:あなたの地図を作る
紙かメモアプリを用意して、5分でできます。
たとえば、こんな表が返ってきます(AIによって、答え方は少しずつちがいます)。
教育:お店のこだわりをメールで伝える → AIは、メモからメールの下書きを作れます
販売:予約ページを用意する → AIは、キャッチコピーの案を出せます
ヨガ教室なら【駅前のヨガ教室】【はじめての人向けの体験レッスン】、ハンドメイド雑貨なら【ハンドメイドのアクセサリーのネットショップ】【季節のピアス】のように書きかえてください。
つまずきやすいところ
こうなったら:答えが長すぎて、読む気がしない
こうする:「3行ずつにまとめて」と、もう一度送ります。AIには何度お願いしてもかまいません。
こうなったら:知らない言葉(CVR、KPI など)が出てきた
こうする:「〇〇ってどういう意味? 中学生にも分かるように」と聞きます。
こうなったら:やることが多すぎて、どこから始めればいいか分からない
こうする:全部やらなくて大丈夫です。この講座の順番どおり、次のレッスンの「ペルソナ」から始めます。
まとめ
- お客さんは「集客 → 教育 → 販売」の順に進む。土台はペルソナ
- AIは、案と下書きをたくさん出す係。選ぶのと確かめるのは、あなた
- まずは、手伝ってほしいところを1つだけ決めればOK
あなたのお店の地図ができました!
確認クイズ
Q1. 新作のお知らせメールは、地図のどこ?
Q2. AIが書いた値段や日付は、そのまま使ってよい?
こたえ
Q1 ②教育(好きになってもらう)です。お店のことを知ってもらい、次に来るきっかけを作ります。
Q2 いいえ。値段・日付・効果などは、必ずあなたが確かめてから使います。


