画像のお願いを5つの部品で組み立てて、サイトのイメージ画像をAIで作れます。使ってよい場面と、だめな場面の区別がつきます。

見る人が「本物だ」と思うところには、AIの画像を使いません
まず、使ってよい場面を決める
AIの画像は便利ですが、本物の写真のかわりにはなりません。たとえば、むぎのいえの「人気のパン」の写真をAIで作ると、実際のパンと違うものを見せることになります。見た人をがっかりさせ、お店の信用を落としてしまいます。
商品・料理・スタッフ・お店の中は、本物の写真を使います。AIの画像は、雰囲気を伝えるところ(ファーストビューの背景、飾り、アイコン、提案の段階の仮の画像など)に使いましょう。
画像のお願いは、5つの部品で組み立てる
画像を作れるAIには、ChatGPT・Gemini・Adobe Firefly などがあります。どれでも、お願いの組み立て方は同じです。

上から順にうめると、ねらった画像に近づきます
やってみよう:ファーストビューの背景を作る
窓から入る朝のやわらかい光で、温かい雰囲気。
写真のようなリアルな画像。
横長(16:9)。
画像の中に、文字・ロゴ・人の顔は入れないでください。
例:「もう少し明るく」「パンの数を減らして、すっきりさせて」
サイト全体で、画像の色合いをそろえると、まとまって見えます。レッスン3で決めた配色のカラーコードを、お願いに書き足すのもおすすめです。
例:「全体の色合いは、ベージュ(#F6EFE3)とくすんだ緑(#7A8B5A)に合わせて」
権利の注意(仕事で使う前に)
1. サービスの利用規約を読む
仕事(商用)に使ってよいか、表記が必要かなどは、サービスやプランによって違い、変わることもあります。使う前に、そのサービスの規約を確かめます。
2. ほかの作品に似せない
お願いに、作家の名前・作品の名前・キャラクターの名前・他社のブランド名を入れません。AIで作った画像でも、すでにある作品にそっくりなら、問題になることがあります(文化庁も「AIと著作権」についての考え方を公開しています)。
3. 実在の人を作らない
有名な人や、知っている人に似せた画像は作りません。
4. お客さまに伝える
「この画像はAIで作りました」と、お客さまに伝えてから使います。
つまずきやすいところ
こうなったら:画像の中に、読めない文字やロゴのようなものが入る
こうする:お願いのいちばん最後に「文字・ロゴは入れない」ともう一度書きます。消しきれないときは、その部分が写らない構図をお願いします。
こうなったら:手や指の形がおかしい
こうする:「手は写さない」「テーブルの上だけ」など、人の手が入らない構図にします。
こうなったら:作るたびに雰囲気が変わって、そろわない
こうする:気に入った1枚を見本にして、「この画像と同じ色合い・光の感じで」とお願いします(画像を渡せるかはサービスによって違います)。
まとめ
- AIの画像は「雰囲気」を伝えるところに使い、商品や人は本物の写真にする
- お願いは「なにを・雰囲気と光・写真か絵か・形・入れないもの」の5つで組み立てる
- 規約を読み、ほかの作品に似せず、お客さまに伝えてから使う
確認クイズ
Q1. 「人気のパン」のコーナーに、AIで作ったパンの画像を使ってよい?
Q2. 画像のお願いに入れないほうがよい言葉は?
Q3. 5つの部品のうち、「文字・ロゴ・顔」を書くのはどれ?
こたえ
Q1 いいえ。実際の商品と違うものを見せることになります。商品は本物の写真を使います。
Q2 作家・作品・キャラクター・他社のブランドの名前です。ほかの作品に似た画像になるおそれがあります。
Q3 5つ目の「入れないもの」です。
次のレッスンでは、ここまでのワイヤー・配色・画像をAIに渡して、ブラウザで見られるページ(HTML・CSS)にします。