配色・フォント・雰囲気をAIに相談する | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

配色・フォント・雰囲気をAIに相談する

このレッスンでできること

「見本の言葉」を使ってAIにお願いし、配色とフォントの候補を理由つきで出してもらい、その中から選べます。

同じページでも、雰囲気の言葉を変えると、色とフォントががらりと変わります

デザインに迷うのは、センスのせいではありません

「この色で合っているのかな」と迷うのは、多くの場合、選ぶための基準が言葉になっていないからです。基準があれば、AIの候補も「方向が合っているか」で選べます。

その基準を、このレッスンでは見本の言葉と呼びます。

見本の言葉は3つ

  1. だれに:見てほしい人(レッスン2でメモしたもの)
  2. どんな気持ちになってほしいか:やさしい・あたたかい・信頼できる、などの言葉を2〜3個
  3. さけたいもの:使わない色、なってほしくない印象

雰囲気の言葉と、色・フォントの組み合わせの例

「おしゃれに」「いい感じに」は、人によって思い浮かべるものが違う言葉です。AIにも同じように伝わりません。

やってみよう:配色を相談する

1
見本の言葉を、メモに書き出します。むぎのいえなら「近所の30〜40代の家族」「朝の焼きたての温かさ・落ち着いた上品さ」「ピンクと黒は使わない」です。
2
チャットAIに、次のお願いを送ります。
AIへのお願い(1)配色近所の30〜40代の家族に向けた、パン屋のホームページです。
朝の焼きたての温かさと、落ち着いた上品さを出したいです。
ピンクと黒は使わないでください。
「背景の色・文字の色・アクセントの色(ボタンなど目立たせたい所の色)」の3〜4色を、カラーコード(#から始まる色の番号)で出してください。
方向のちがう案を3つ、それぞれ名前と選んだ理由をつけてお願いします。

見本の言葉をそえると、理由つきの候補が返ってきます

3
3つの案の色を、Figmaなどのデザインツールで四角に塗って並べ、見くらべます。ワイヤーのボタンや背景に塗ってみると、さらに分かりやすくなります。
4
いちばん近い案を1つ選び、気になるところだけ伝えます。
例:「2つ目の案がいいです。ボタンの緑を、もう少し明るくしてください」

やってみよう:フォントを相談する

配色が決まったら、同じチャットで続けて相談します。

AIへのお願い(2)フォントこの配色に合う、見出し用と本文用の日本語フォントを2組ほど教えてください。
Webサイトで使えるもの(Google Fonts など)から選び、選んだ理由も書いてください。
本文は、スマホでも読みやすいことをいちばん大事にしてください。

フォントを決めたら、使ってよい条件(ライセンス)を、フォントの配布ページで自分の目で確かめます。AIの説明だけで決めないようにしましょう。

つまずきやすいところ

こうなったら:色がたくさん出てきて、まとまらない

こうする:「使う色は4色まで」「アクセントの色は1色だけ」と数を決めて、言い直してもらいます。

こうなったら:3つの案が、どれも似ている

こうする:「1つは思い切って違う方向で」と送ります。違う案があると、自分の好みがはっきりします。

こうなったら:どれも気に入らないけれど、理由が言えない

こうする:「暗い」「子どもっぽい」「さびしい」など、感じたことを1語だけ伝えます。それだけでも次の案が変わります。

まとめ

  • 見本の言葉は「だれに・どんな気持ちになってほしいか・さけたいもの」の3つ
  • 色はカラーコードで、方向のちがう案を理由つきで出してもらう
  • フォントは、使ってよい条件を自分で確かめてから決める

確認クイズ

Q1. 「おしゃれな配色にして」だけだと、何がこまる?

Q2. 配色の案を、いくつ出してもらうと選びやすい?

こたえ

Q1 人によって思い浮かべるものが違うので、出てきた案がお店に合っているか判断できません。見本の言葉をそえます。

Q2 方向のちがう案を3つほどです。くらべると、自分の好みとお店に合う方向がはっきりします。

次のレッスンでは、サイトに使うイメージ画像をAIで作ります。使ってよい場面と、権利の注意も見ていきます。