ハッシュの繰り返し処理

ハッシュの繰り返し処理

このチャプターではハッシュの繰り返し処理を学びます。

吉田先生

配列と同様にハッシュの繰り返し処理でも全てのデータを繰り返し「表示させる」などの処理を行うことです。 配列の時と異なるのは、ハッシュはキーと値という2つのデータを含んでいるという点です。 その為、ハッシュではキーという箱(変数)に入った値と、値という箱(変数)の2つの変数を繰り返すということになります。


ハッシュの繰り返し処理

1.ハッシュの繰り返し

ハッシュでの繰り返しのコードは

    <strong>ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| </strong>
        <strong>繰り返したい処理 </strong>
    <strong>end </strong>    

となります。

繰り返したい処理がハッシュの中のキーと値を全て順番に表示させるという処理の場合

    <strong>ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| </strong>
        <strong>ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる</strong>
    <strong>end </strong>    

となります。

今回のpostというハッシュでは4つのキーと値のペアが存在します。このキーと値を全て

ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| 

 |キーの変数, 値の変数| 

の中に書いていくのは大変な手間がかかります 。

そこで変数の繰り返し処理のコードの中では

|キーの変数, 値の変数|

|key, value|

と表現します。

先ほど作成したpostというハッシュを当てはめると

ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| 
post.each do |key,value|

となります。

ここまでのコードを組み合わせると

    post.each do |key,value|
        ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる
    end 

となりますね。

2.putsを使って変数と値を表示させる

では

ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる

という部分をコードにするとどうなるでしょうか。

指定した内容を返すputsを使って

puts キーの変数、値の変数

と指定します。

eachで使用したときと同様に、キーの変数はkeyで値の変数はvalueとすると、

puts key,value

となります。

3.コードのおさらい

ここまでのコードを全て組み合わせると

    ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数|
        繰り返したい処理 
    end    

    post.each do |key,value|
        puts key,value 
    end    

となります。

4.実践してみよう

実際にファイルとターミナルで確認してみましょう。

キーとペアになった値が順番に全て表示されていることがわかります。

課題

キーのみを全て表示、値のみを全て表示させてみましょう。

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