このチャプターではハッシュの繰り返し処理を学びます。
配列と同様にハッシュの繰り返し処理でも全てのデータを繰り返し「表示させる」などの処理を行うことです。 配列の時と異なるのは、ハッシュはキーと値という2つのデータを含んでいるという点です。 その為、ハッシュではキーという箱(変数)に入った値と、値という箱(変数)の2つの変数を繰り返すということになります。
ハッシュでの繰り返しのコードは
<strong>ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| </strong>
<strong>繰り返したい処理 </strong>
<strong>end </strong>
となります。
繰り返したい処理がハッシュの中のキーと値を全て順番に表示させるという処理の場合
<strong>ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数| </strong>
<strong>ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる</strong>
<strong>end </strong>
となります。
今回のpostというハッシュでは4つのキーと値のペアが存在します。このキーと値を全て
ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数|
の
|キーの変数, 値の変数|
の中に書いていくのは大変な手間がかかります 。
そこで変数の繰り返し処理のコードの中では
|キーの変数, 値の変数|
を
|key, value|
と表現します。
先ほど作成したpostというハッシュを当てはめると
ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数|
post.each do |key,value|
となります。
ここまでのコードを組み合わせると
post.each do |key,value|
ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる
end
となりますね。
では
ハッシュの中のキーの変数と値の変数を全て順番に表示させる
という部分をコードにするとどうなるでしょうか。
指定した内容を返すputsを使って
puts キーの変数、値の変数
と指定します。
eachで使用したときと同様に、キーの変数はkeyで値の変数はvalueとすると、
puts key,value
となります。
ここまでのコードを全て組み合わせると
ハッシュ.each do |キーの変数, 値の変数|
繰り返したい処理
end
↓
post.each do |key,value|
puts key,value
end
となります。
実際にファイルとターミナルで確認してみましょう。
キーとペアになった値が順番に全て表示されていることがわかります。
キーのみを全て表示、値のみを全て表示させてみましょう。
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