今あるポートフォリオを変更して効果的で仕事の取れるデザインに変更していきます。前の講座で作成したものを変更するという作業になります。
前に作成したポートフォリオサイトはカッコは良いのですが、ただのサンプルと見えてしまいます。クライアントから見ると「どこかのテンプレートを使って作り上げたものだよね」となってしまいます。
そうさせないように今回は作成したサイトをリデザインし作り直します。 次のようなサイトに変更していけるようにします。
どうでしょうか。だいぶんイメージが変わったかと思います。テイストが変わっただけでは?と思った方もいると思います。それももちろんありますが、それ以上のものがあります。ここでは「言葉」をいちばん大切にしました。実はここがお仕事を取るためには一番重要な部分です。これは順を追って解説していきます。
ポートフォリオの目的は「お問い合わせ」を取ること
「なぜポートフォリオサイトを作成するか」を考えたことがあるでしょうか。
信頼を与えるため?自分を知ってもらうため? もちろん、それもありますが、最終的なことを考えると「お仕事を取るため」ということになります。
しかしポートフォリオで仕事の依頼が完結するわけではないです。 最終的には実際に話しをしてみて決める場合が多いでしょう。
ですので、ポートフォリオサイトの目的は、その最終的な話しの前の段階「お問い合わせ」までということになります。ポートフォリオの目的は「お問い合わせ」。
その目的のことをコンバージョンと言います。また目的達成のことをコンバージョン率と言います。 今回で言えば何人のユーザーが訪れて、そのうちの何人がお問い合わせをしてくれるか、それがコンバージョン率になります。以下の例はコンバージョン率が3%の場合になります。
クライアントが注目するポイントを知る
クライアントになる企業は発注を決める際に「この人に仕事を任せられるか」を見ています。 その際にチェックするポイントは次のようなものになります。
- その人はどのような人なのか?=> 自己紹介文、写真など
- 求めているスキルはあるのか? => どのようなスキルを持っているのか
- 信頼できるのか? => 実績、運営サイト、ブログなど
クライアントが重視しているのは、この3つだと言って良いでしょう。
それらを見て自分の持つ課題を解決できそうかを判断します。 可能性がありそうだと判断されたら「お問い合わせ」が来ることになります。コンバージョン達成ですね。
そうなるために大事なのはこれらの3要素を満たし「相談してみたい」と思わせるページ構成を作ることです。
そのために効果的なページ構成を、次のレッスンで紹介します。