クライアント像を考えてみる
お仕事を発注する側のクライアントとはを考えてみましょう。 職種はどのような人たちだと思いますか?
よく未経験者にあるのは小さなお店を考える人が多いです。お花屋さんとかカフェとかですね。しかしながら、これらの小さなお店には外注に回せるだけの十分な資金が無いことが多いです。その場合は自分たちでかんたんなWebサイトを作ってしまう場合が多いですね。そして、あったとしてもも小さな仕事で、安くなることが常です。
このようにフリーランスに依頼するのは小さなお店ではなく中小企業が主になることが多いです。本業は他にあり、Web制作に時間を割くことは合理的ではないという判断のもと、外注先を探すことになります。フリーランスはこの探している状態の企業に対して、どう目にとまるかが重要だということになります。
クライアントの状況を考えてみる
フリーランスのWebデザイナー/エンジニアを探している企業はどんな状況にあるでしょうか?
- 自社にWebデザイナーがいないので探している
- 納期に間に合いそうもないのでフリーランスを探している
- お客さんをもっと呼びたいのでSEOを含めたWebサイトを作りたい
- 歯医者さんがサイトから集患(患者を集めること)に苦労している
- ショップサイトを作りたいのだが、その方法がよくわからない
少し考えてみただけでも様々なWebサイトに関わる問題がありそうです。
フリーランスのお仕事は、このような企業の抱える問題を解決するものだと思ってください。 そして自分がそのような企業に対して、どのように問題を解決できるかを考えましょう。
「誰」の「問題」を「どのように解決する」のか。 これがフリーランスや起業家が考えるべき原点となります。
それを具体的に考えられるようにすることで、どのように行動すればよいかが決まります。 例えばブログの記事内容やSNSでの発信内容などのコンテンツが決まり、デザインなども決まります。 そういう意味でこのクライアントの詳細を定義することは非常に重要です。このような具体的な対象のことをペルソナといいます。
課題:クライアントを想定してみましょう(ペルソナ作成)
Webサイト制作を発注してくれそうなお客さんはどのような人ですか? 出来るだけ具体的に定義してみましょう。制作はパワーポイントやKeynote、Illustratorなどのツールが良いでしょう。
必ず掲載すべき内容
- 個人情報
- 写真
- 業界の環境
- 仕事内容
- 抱えている問題・課題
制作のヒント
もし具体的に想定できる人、前にいた会社の上司などが思い浮かぶ場合は、それをとりあえずペルソナ化しても良いでしょう。 いない場合は今までの経験やWebなどの情報から想像で作成してください。ポイントは自分の強みを活かせるようなペルソナ設定にすることです。先に考案した強みを考えながらペルソナ作成をしてみてください。
以下は参考のペルソナになります。