SEOの効果をだすキーワードの考え方

SEOの効果をだすキーワードの考え方

吉田先生

キーワードを選ぶ際に人気ばかり気にしていませんか?実はキーワードには人気とは別に注目すべき「濃さ」というものがあります。


キーワードを選定する上で「人気」ももちろん大切ですが、キーワードの「濃さ」を意識することでサービスの申し込みやサイトの会員登録などのコンバージョンにつながりやすくなります。

◎キーワード選定のポイント1:人気度は低くても濃いキーワードがある

SEOについて詳しく知らない人でも「キーワードで検索した時に上位に表示されるように対策することでしょ?」と、この程度の知識はあるかもしれません。

厳密に言えば目次でお伝えしたとおり、SEOとはキーワード検索で上位に表示をさせることではないのですが、ここではひとまず「キーワードとは何か」についてお伝えしていきます。

突然ですが以下の3つの虫眼鏡の中で最も光の量を取り込むことができるのはどれでしょうか。

図のように、大きなレンズはそれだけたくさんの光を取り込むことができ、レンズの大きさが中、小と小さくなるにつれて取り込める光の量は少なくなります。

大きなレンズは人気の高い=検索数の多いキーワード、小さなレンズ=検索数の低い(人気の低い)キーワードということです。

人気のあるキーワードを使ったほうがたくさんの人がきてくれてサイトが盛り上がるね!!!

ところがそうでもないのです。虫眼鏡で太陽の光を集める場面を想像してください。熱を週集中して当てたい場所を狙いやすいのは小さな虫眼鏡です。大きな虫眼鏡を使用することにより画用紙の中心だけに焦熱したかったのに、他のエリアまで焼けてしまう…というように小さいレンズで集めたキーワードほど、目的がはっきりした「濃い」訪問者を獲得できる可能性があがります。どのようなキーワードを使うかによって目的の達成率は大きく左右されるということです。


◎キーワード選定のポイント2:スモールワード

たっぷりチョコチップクッキーレシピというキーワードを検索した場合、Googleやyahooなどの検索エンジンは「たっぷり」「チョコチップ」「クッキー」「レシピ」という4語を認識します。「クッキー」という1語のキーワードは「クッキーの人気店を探したい」「クッキーのレシピを検索したい」「クッキーの語源を知りたい」などさまざまな目的の訪問者が検索する為人気が高く、「たっぷり」「チョコチップ」「クッキー」「レシピ」など4語のキーワードになると上記の例でいえばクッキーのの語源、人気店を探している人のニーズにはあいませんね。つまり、訪問者によってニーズがことなる為人気度が低くなりがちです。語数が多く、人気度が低いキーワードを一般的に「スモールワード」と呼んでいます。

ミディアムワード~スモールワードにかけてをロングテールと呼びます。

でもロングテール部分は人気が低いんでしょ?だったら無駄になりそうだからビッグワードだけを対策したいなぁ。

確かに人気度が低いと聞くと対策したくないと考えてしまいそうですが、ちょっと待ってください。現在のGoogleの検索機能の精度は大変高く、ユーザーの検索ニーズに合致したキーワードでないと上位には来ません。ロングテールのグラフを見てください。


また、ロングテールは検索においての人気は低いですが、キーワードの語数は多いのです。つまり「プリン」だけを対策するよりも、スイーツのプリンやポケモンのプリン、プリンの歴史や様々なプリンのレシピなどのページを作りたくさんの語数を対策する方が結果的にたくさんの「濃い」訪問者を集めることができます。

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