バイブWordPressコーディング | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

バイブWordPressコーディング

バイブWeb制作の第五歩へ(最終回)

1-1で「バイブマーケティング」、2-1で「バイブワイヤーフレーミング」、3-1で「バイブデザイン」、5-1で「バイブコーディング」をやりました。今回はその第五歩、そして最終回——「バイブWordPress化」です。

バイブWeb制作の5工程

🎯バイブマーケティング 誰に・何を・どう刺すかLesson 1-1 📐バイブワイヤーフレーミング 構成と原稿をAIに作らせるLesson 2-1 🎨バイブデザイン 感覚で指示して見た目を育てるLesson 3-1 バイブコーディング 動きを付けてサイトを仕上げるLesson 5-1 🚀バイブWordPress化 運用できる形に変えるLesson 6-1 今日ここ
今日のレッスンは最後の一歩。「バイブWordPress化」をやります。
5-1で完成した preview-final.html(1枚のLP)を、Edbaseの中の人が更新できるWordPressサイトに変えます。

前回の続き:「自分しか直せないLP」を、「中の人が触れるLP」に変える

前回(5-1)作った preview-final.html を思い出してください。動きが付いて、見た目もEdbaseらしくなった、ちゃんとした1枚のLPでした。でも、これをそのままEdbaseのサイトとして納品すると、1つ問題が起きます。

「コアメッセージの文言をちょっと直したい」
「無料相談ボタンの誘い文句を季節に合わせて変えたい」
「お知らせバーの内容を差し替えたい」

このたびに、HTMLを開いて編集 → アップロードし直しが必要になります。Edbaseの中の人にはできないので、毎回制作した人に連絡が来ます。これがWebサイトを「作って終わり」にしてしまう一番の原因です。

✨ preview-final.html(自分しか直せない) → 🚀 WordPressサイト(中の人が触れる)

今日やるのは、preview-final.html を「WordPress(ワードプレス)」という仕組みに乗せ替える作業です。これをやると、サイトの主要な文言を、WordPressの管理画面から直接更新できるようになります。

今回のスコープは「1ページLPまるごとWordPress化」
ずっと育ててきた preview-final.html という1枚のLPを、WordPressで運用できる形に変換するところまでをやります。複数ページ化・お知らせ(投稿)機能・会社情報ページなどは、最後にお話しする「応用編」として位置づけます。

まず「何を作るのか」を見ておきましょう

文字で説明するより、完成形を見たほうが早いです。下が今日のゴール、WordPress管理画面からLPの文言が変えられる状態です。

今日のゴール:管理画面で文言を変えると、LPに反映される

WordPress 管理画面(外観→カスタマイズ) Edbase LP 設定FV キャッチコピー 机上のAI開発で、終わらせない。FV サブテキスト 自社AI運営会社が、運用まで見据えてご一緒します。CTAボタン文言 無料相談する(30分)お知らせバー(FV直下) 4月までの相談枠 残り3社 保存① ここで文言を変えて保存 公開中のEdbase LP 📢 4月までの相談枠 残り3社 机上のAI開発で、終わらせない。自社AI運営会社が、運用まで見据えてご一緒します。 無料相談する(30分) … 以下、課題提起・解決策が続く …② LPに即座に反映される(HTML触らずに)

今は preview-final.html という1枚のファイルでしたが、ゴール後は、「WordPressという仕組みの上で動くLP」になります。Edbaseの中の人が、ブラウザで管理画面にログインして、コアメッセージや誘い文句をちょこちょこ調整できるようになります。


そもそも WordPress って何?

名前は聞いたことがあると思います。WordPress(ワードプレス)は、世界中のWebサイトの4割以上が使っている、サイトを管理・更新する仕組みです。

難しく考えなくて大丈夫。一言で言うとこうです。

WordPress = Webサイトを「ブラウザから更新できる」ようにする道具

静的HTMLサイト と WordPressサイト の違い

同じEdbaseのLPでも、HTMLのまま運用するか、WordPressに乗せるかで、運用の手間が大きく変わります。

「HTMLそのまま運用」と「WordPress運用」のちがい

① HTMLそのまま運用 Edbaseの社員が「文言ちょっと直したい」制作者にメールで依頼HTML編集 → アップロード数日後、やっと公開作って終わり、になりやすいWordPressに乗せる② WordPress運用 Edbaseの社員が管理画面にログインブラウザで文言を編集「保存」ボタンを押す即座にLPに反映運用できるサイトになる更新のたびに制作者が必要公開まで時間がかかる中の人が自分で更新できる公開も自分のタイミングで

WordPressの中身は「2階建て」

WordPressのサイトは、ざっくり2階建てになっています。

WordPressサイト = 「中身を管理する仕組み」+「テーマ(見た目)」

2階:テーマ(見た目)・サイトのデザイン・レイアウト・HTMLとCSSが入っている・差し替えればサイトの「服」が変わる edbase-renewalテーマ(今日作る) 1階:WordPress本体(中身を管理する仕組み)・管理画面で文言・画像を編集する・入力された内容をデータベースに保存する・必要なときにテーマに渡して画面に出す・既にインストール済み(こっちは作らない)

1階(WordPress本体)はすでに完成品として配られています。今日あなたが作るのは、2階のテーマ——つまりEdbaseの「見た目の服」の部分だけです。

テーマってどんなファイル?
実は、テーマの中身はHTMLとCSSにちょっとだけPHPが混ざったものです。5-1までで作ってきた preview-final.html を、WordPressに合うように少し書き換える——それが今日の作業です。

バイブWordPress化の本質:「PHPは覚えない」

WordPressのテーマ作りでよく出てくる単語があります。

PHP(ピーエイチピー)、テンプレート階層、ループ、WP関数、フック、フィルター……

普通に勉強しようとすると、これらを全部覚えてから作業を始めることになります。でもこの講座では、それを全部おまかせします。

WordPress化の向き合い方:従来 vs バイブWordPress化

① 従来の作り方 PHPの文法を勉強テンプレート階層を覚えるWP関数を1つずつ調べるエラーで画面が真っ白にトラウマになる人多数Claude Codeに頼む② バイブWordPress化 preview-final.html を渡す「これをWordPressテーマに」Claude Codeが PHP を書くブラウザで見て、おかしい所を伝えるPHPは1行も書かない技術書1冊分の知識が要る完成までに時間がかかるここで挫折する人が多い話す→確認→直す、を繰り返す短時間でテーマができる読めなくても進められる
大事な原則
バイブWordPress化では、PHPもWP関数も覚えません。3-1でCSSを、5-1でJavaScriptを書かなかったのと同じです。
あなたがやるのは、「このHTMLをWordPressテーマに」「画像が出ない、直して」と話すこと。Claude Codeが残り全部やります。

あなたがやること / Claude Codeがやること

あなたがやること

  • WordPressをローカルで動かしておく(準備)
  • テーマフォルダをVSCodeで開く
  • 「これをWordPressテーマに」と話しかける
  • ブラウザでサイトを開いて、おかしい所を見つけて伝える
  • 管理画面で文言を変えて、LPに反映されるのを確認する

Claude Codeがやること

  • 必要なPHPファイルを新規作成する
  • HTMLをPHPに書き換える
  • WordPressの関数を呼び出す書き方を入れる
  • 画像パスをWordPress用に修正する
  • 「文言を管理画面から編集できる」仕組みを入れる


準備①:ローカルでWordPressを動かす

WordPress化の作業をするには、自分のパソコンの中で動くWordPressが必要です。「ローカル環境」と呼びます。これがないと、作ったテーマを試せません。

「ローカル環境」って?
本番のサーバーにアップロードしなくても、自分のパソコンの中だけでWordPressサイトを動かせる仕組みです。練習中はこれで十分。失敗しても本番には影響しません

初心者には、Local(旧 Local by Flywheel) という無料アプリが圧倒的におすすめです。インストールするだけで、ボタンひとつでローカルWordPressサイトが立ち上がります。

準備すること

  1. localwp.com から Local をダウンロード・インストール
  2. Localを起動して、新規サイトを1つ作成(名前は任意。例:edbase-local
  3. サイトを「Start site」で起動し、「WP Admin」から管理画面にログインできることを確認

この3ステップで、自分のパソコンの中にWordPressサイトが1つ立ち上がります。

Localで最初に見る場所:起動・管理画面・公開ページ・テーマフォルダ

Localの実画面。Site folder、VS Code、WP Admin、Open siteが赤枠で示されている。

WordPress管理画面で見る場所を先に確認しよう

Localの「WP Admin」を押すと、WordPressの管理画面に入ります。最初はメニューが多く見えますが、今回のWordPress化で使う場所は限られています。まずは、外観 → テーマ → カスタマイズ の流れだけ押さえましょう。

管理画面は「公開ページの裏側」です
見込み客が見るのは公開ページ。Edbaseの中の人が文言や見た目を調整するのが管理画面です。今回はブログ投稿を増やすレッスンではないので、投稿・固定ページ・コメントはほぼ触りません。見る場所を絞ると迷いにくくなります。

まず表示される画面:WordPressログイン

注釈入りのWordPressログイン画面。ユーザー名、パスワード、ログインボタンが赤枠で示されている。

ログイン直後:ダッシュボードから「外観」へ進む

注釈入りのWordPressダッシュボード。左メニューと外観メニューが赤枠で示されている。

左メニューは「どの機能へ行くか」を選ぶ場所
今回の主役は 外観 です。投稿や固定ページは、後の応用編で使う場所だと考えてください。

テーマ画面は「今どの服を着ているか」を見る場所
Edbase Renewal が有効なら、今のサイトはこのテーマで表示されています。

カスタマイズは「運用者が触る画面」
コードを書かずに、お知らせバーやFVの文言を変えられるようにします。

管理画面で迷わないための見方

左の黒いメニューを見る

どの機能に入るかを選ぶ場所です。今回は 外観 だけ覚えれば進められます。

中央の大きなエリアを見る

選んだ機能の中身が表示されます。テーマ画面なら、インストール済みテーマが並びます。

「有効」という表示を探す

今サイトで使われているテーマには、有効 と表示されます。ここが確認ポイントです。

青いボタンは次の操作

カスタマイズ を押すと、文言を編集しながら右側でプレビューできる画面に進みます。

このレッスンで行き来する画面

Local

WordPressサイトを起動し、WP Adminを開く

外観 → テーマ

作ったテーマが認識されたか確認する

外観 → カスタマイズ

LPの主要文言をブラウザから編集する

💡 ローカル環境の構築でつまずいたら
Local自体の使い方は、Skillhubの無料講座でも紹介しています。手順を画像つきで見たい方はこちらを参考にしてください。
無料記事WordPress制作入門|LOCAL BY FLYWHEELで開発環境の準備

準備②:5-1で作ったフォルダを「テーマ」として置く

Localで立ち上げたWordPressサイトには、テーマを置く専用フォルダがあります。そこに、5-1までで育ててきた edbase-renewal フォルダを丸ごとコピーします。

フォルダの引っ越し先

📁 5-1までのフォルダ 📁 edbase-renewal/📄 preview-final.html📄 style.css / main.js📁 images/📄 要件定義.md などこのフォルダを丸ごとコピー 🚀 Localの中のテーマフォルダ 📁 (Localのサイトフォルダ)/📁 app/public/📁 wp-content/📁 themes/📁 edbase-renewal/ ←ここthemes フォルダの中に入れる
テーマフォルダの場所を見つけるには
Localの画面で、対象サイトを開いた状態にして、「Go to site folder」(フォルダアイコン)をクリックします。そこから apppublicwp-contentthemes と進んだ場所に、edbase-renewal フォルダを丸ごとコピーしてください。

VSCodeで開きなおす

コピーしたら、その新しい場所(themes/edbase-renewal/)をVSCodeで開きなおします。これで、Claude Codeが扱う作業フォルダが「テーマフォルダ」になりました。

5-1までのフォルダはどうする?
元の edbase-renewal フォルダはそのまま残しておきます。今日は「テーマフォルダ側のコピー」を育てるので、元はバックアップとして温存しておく形です。

準備③:WordPress化計画.md を書く

1-1〜5-1で毎回、作業の前に「指示書」を作ってきました。今日も同じ。WordPress化計画.md という小さな指示書を、テーマフォルダの中に作ります。

1-1

📄 要件定義.md

2-1

📝 ワイヤー原稿.md

3-1

🎨 デザイン要件定義.md

5-1

⚡ 動き要件定義.md

今回

🚀 WordPress化計画.md

中身はシンプルです。「preview-final.html のどの部分を、どんなファイルに変えるか」と「管理画面から触れるようにする箇所」のマッピングだけ。下のテンプレをコピーして、WordPress化計画.md として保存してください。

WordPress化計画.md(貼り付け直後の状態)

# Edbase WordPressテーマ化 計画

## 入力(5-1の成果)
- preview-final.html(LP1枚、動きつき)

## 作るテーマファイル(マッピング)
- style.css       … テーマ情報(WordPressに「これがテーマ」と教える)
- index.php       … フォールバック用の最低限ファイル
- functions.php   … テーマの基本設定 + 編集できる項目の登録
- header.php      … 全ページ共通のヘッダー
- footer.php      … 全ページ共通のフッター
- parts/cta-bottom.php … 下部CTA
- front-page.php  … トップページ(preview-final.html を変換)

## 管理画面から編集できるようにする箇所
- お知らせバー文言(FV直上)
- FV キャッチコピー(H1)
- FV サブテキスト
- CTAボタン文言(無料相談・資料DL)

## やらないこと(応用編で扱う)
- 複数ページ化(会社情報など)
- お知らせ(投稿)機能・ブログ機能
- カスタムメニュー化(管理画面でナビ編集)

これがあると、Claude Codeに作業を頼んだとき、毎回ゼロから説明する必要がなくなります。「WordPress化計画.md を見て進めて」と言うだけで通じます。


今日の進め方:4ラリーでテーマが育つ

毎回パターンは同じ。Claude Codeとの会話のラリーでテーマを少しずつ育てていきます。

🛠

テーマとして認識させる

style.css / index.php / functions.php

✂️

共通パーツを分割

header.php / footer.php / parts

🏠

LPをWP化

front-page.php を作る

✏️

文言を編集可能に

管理画面で触れる項目を登録

今日のコツ:1ラリーごとにブラウザで確認
まとめて全部やらせない。1ラリーずつ、ブラウザで動きを確認してから次へ進みます。これがバイブWordPress化の鉄則です。途中で崩れても、どこで崩れたかすぐ分かります。

ラリー① テーマとして認識させる

最初のラリーは、Edbaseフォルダを「これはWordPressテーマです」とWordPressに教える作業です。実は、テーマとして認識されるには、フォルダの中に3つのファイルがあるだけでOKです。

テーマと認識されるための最低限3ファイル

📄 style.css テーマの「名札」名前・作者・バージョンが書いてある(既存のCSSはそのまま残す) 📄 index.php 何もテンプレが無い時の「最後の受け皿」必須ファイル 📄 functions.php テーマの「設定書」CSSの読み込みなどをここに書く

3ファイルとも、Claude Codeに頼めば数秒で出来ます。中身を覚える必要はありません。

このラリーで完成すること

ラリー①の成果

  • style.css の先頭に「テーマヘッダー」が追加される
  • index.php が新規作成される
  • functions.php が新規作成される
  • WordPress管理画面の「外観 → テーマ」に Edbase Renewal が並ぶ

Claude Codeへの一言

WordPress化計画.md を見て、まずラリー①をやって。style.css にテーマヘッダー、index.phpfunctions.php を新規作成して」

あなた

このフォルダをWordPressのテーマとして使える状態にしたい。
WordPress化計画.md に書いた手順のラリー①をやって。style.css の先頭にテーマヘッダー、index.phpfunctions.php を新規作成して、最低限の中身を入れて。

Claude Code

3つやりました:
style.css の先頭にテーマ情報(Theme Name: Edbase Renewal など)を追加
index.php を新規作成(フォールバック用に最低限のコード)
functions.php を新規作成(CSSとJSを読み込む設定を入れた)
WordPress管理画面の「外観 → テーマ」を確認してみてください。Edbase Renewal が並んでいるはずです。

あなた

確認した、表示されてる。有効化したよ。

Claude Code

OK、テーマとして認識されました。これで土台ができたので、次のラリー②(共通パーツの分割)に進めます。

ファイル状態スナップショット(ラリー①完了時点)

テーマフォルダの中身は、こうなっています。新しく増えた3ファイルにフォーカスしてください。

themes/edbase-renewal/(ラリー①完了)

📁 edbase-renewal/
├── 📄 preview-final.html
├── 📄 style.css           ← テーマヘッダーが追加された
├── 📄 main.js
├── 📁 images/
├── 📄 WordPress化計画.md
├── 📄 index.php           ← 🆕 新規作成
└── 📄 functions.php       ← 🆕 新規作成

WordPress管理画面の「外観 → テーマ」を開くと、こんな風に Edbase Renewal がテーマとして並んでいます。

ラリー①の確認画面:WordPressがテーマとして認識している

注釈入りのWordPressテーマ一覧。Edbase Renewalが有効なテーマとして表示され、カスタマイズボタンが赤枠で示されている。

ここで確認すること
edbase-renewal フォルダを正しい場所へ置けていると、テーマ一覧に Edbase Renewal が出ます。

「有効」が付いているか見る
一覧に出ただけではまだ使われていない場合があります。有効 と表示されているかを見ます。

次の確認へ進む
テーマが有効になったら、ブラウザで公開ページを見ます。ラリー④ではこのボタンから文言編集に進みます。

もし Edbase Renewal が見えないときは
ほとんどの場合、フォルダの置き場所が1階層ずれています。wp-content/themes/edbase-renewal/style.css という場所に style.css があるか確認してください。edbase-renewal/edbase-renewal/style.css のように二重フォルダになっていると、WordPressはテーマとして見つけられません。


ラリー② 共通パーツを分割する

次のラリーは、preview-final.html の中にあるヘッダー・フッター・下部CTAを別ファイルに切り出す作業です。

なぜ分割するの?

今は1ページだけですが、将来お知らせや会社情報を増やしたくなったときに、ヘッダー・フッターが全ページにベタ書きされていると、修正のたびに全ファイル開く必要が出てきます。最初から「共通部分は1ファイルにまとめる」癖をつけておく方が、後がラクです。

「ベタ書き」と「共通パーツに分割」のちがい

① ベタ書き(将来困る) トップ (将来) (将来) (将来)将来ページが増えると全ファイル開いて修正分割する② header.php に分割 header.php(1ファイル) ↓ どのページからも読み込む トップ (将来) (将来) (将来)header.phpを直すだけで全ページに反映される

分割するのはこの3つ

preview-final.html を眺めて、複数ページで同じ見た目になりそうな部分を切り出します。Edbase LPだと、自然にこの3つです。

header.php

ナビと「無料相談」ボタンがあるヘッダー全体

footer.php

コピーライト・サイトマップなど一番下

parts/cta-bottom.php

下部の「無料相談しませんか」CTAブロック

なぜ parts/ という別フォルダに?
ヘッダー・フッターのようにほぼ全ページで使うパーツは、テーマ直下に置くのが慣習。一方、CTAのように「いくつかのページで使うパーツ」は、テーマ直下に置くとファイルが散らかります。parts/ という入れ物にまとめておくのが現場での定番です。

このラリーで完成すること

ラリー②の成果

  • header.php が新規作成される
  • footer.php が新規作成される
  • parts/cta-bottom.php が新規作成される
  • preview-final.html からヘッダー/フッター/CTAが「切り出された」状態に

Claude Codeへの一言

preview-final.html の中から、ヘッダーを header.php、フッターを footer.php、下部CTAを parts/cta-bottom.php として切り出して」

あなた

次、ラリー②。preview-final.html の中で、全ページ共通になりそうなヘッダーを header.php に、フッターを footer.php に切り出して。WordPressのテンプレートとして使える形にして。

Claude Code

header.phpfooter.php を新規作成しました。
header.phppreview-final.html<!DOCTYPE> から <header> 終わりまで。WordPressに必要な wp_head() も入れています
footer.php<footer> から閉じタグまで。wp_footer() も入れています

あなた

いいね。あと、下部の「無料相談しませんか」CTAブロック、将来お知らせとか会社情報ページを足したくなったときに使いまわしたい。parts/cta-bottom.php として別ファイルに切り出して。

Claude Code

parts/ フォルダを作成し、その中に cta-bottom.php を作成しました。今後は get_template_part('parts/cta-bottom') という1行でどのページからも呼び出せます。

ファイル状態スナップショット(ラリー②完了時点)

themes/edbase-renewal/(ラリー②完了)

📁 edbase-renewal/
├── 📄 preview-final.html
├── 📄 style.css
├── 📄 main.js
├── 📁 images/
├── 📄 WordPress化計画.md
├── 📄 index.php
├── 📄 functions.php
├── 📄 header.php          ← 🆕 新規作成
├── 📄 footer.php          ← 🆕 新規作成
└── 📁 parts/              ← 🆕 新規フォルダ
    └── 📄 cta-bottom.php  ← 🆕 新規作成


ラリー③ LPをWordPressのトップページにする

ここが今日の本丸preview-final.htmlfront-page.php というWordPressのトップページ用テンプレートに書き換えます。

front-page.php って?
WordPressのお約束で、front-page.php という名前のファイルがテーマの中にあると、サイトのトップURLを開いたときに自動でそれが表示されます

preview-final.html と front-page.php の対応

イメージはこんな感じ。HTMLの中身はほぼそのまま。違うのは「ヘッダー・フッター・CTAを別ファイルから呼び出す」「画像パスをWP用に書き換える」の2点だけです。

preview-final.html → front-page.php への変換

📄 preview-final.html <header> ヘッダーHTML </header> FV・課題・解決策選ばれる理由・実績流れ・FAQ(メイン部分) 下部CTAブロック <footer>WP化📄 front-page.php get_header(); ← header.phpを呼ぶ FV・課題・解決策選ばれる理由・実績流れ・FAQ(中身はほぼ同じHTML) get_template_part('parts/cta-bottom'); get_footer();

このラリーで完成すること

ラリー③の成果

  • front-page.php が新規作成される
  • ローカルWordPressのトップURLを開くと、5-1のLPと同じ見た目で表示される
  • 画像も表示される(ここがちょっとつまずきやすい)

Claude Codeへの一言

preview-final.html のメイン部分を front-page.php に変換して。ヘッダー・フッターは get_header() / get_footer() で呼び出し、下部CTAは parts/cta-bottom を読み込む形に」

表示確認したら、画像が出ないはず

ここで初めて、ブラウザでローカルWordPressサイトのトップを開いてみます。Localの「Open site」ボタンが速いです。

ラリー③直後によく起きる状態:レイアウトは近いが、画像だけ表示されない

画像パスが壊れたローカルWordPressトップ画面。レイアウトは表示されているが、右側の画像エリアが壊れている。

たぶん、こんな状態になります。見た目はほぼ合っているけど、画像が全部表示されていない——これ、WordPress化でみんなが1度はハマる定番の落とし穴です。

なぜ画像が出ないの?(覚えなくてOK)
preview-final.html のままだと、画像のパスが images/... のような相対パスになっています。WordPressは「テーマフォルダの中の画像」という前提を別の書き方(get_template_directory_uri() という関数)で表現する必要があります。
——と、これだけ知っておけば十分。書き方はClaude Codeにお任せします。

画像パスを直してもらう(追加ラリー)

気になったことをそのままClaude Codeに伝えるだけ。これがバイブの真骨頂です。

あなた

ラリー③やって。preview-final.html のメイン部分を front-page.php に変換。ヘッダーとフッターは get_header()get_footer() で読み込み、下部CTAは parts/cta-bottomget_template_part で呼び出す形にして。動的に出すところはまだ無くていい、見た目だけ揃えば十分。

Claude Code

front-page.php を新規作成しました。
・冒頭で get_header()
・FV〜FAQまでのメインHTML(preview-final.html から抜粋・そのまま)
・下部CTAの位置で get_template_part('parts/cta-bottom')
・末尾で get_footer()
ローカルのトップを開いて確認してみてください。

あなた

見たよ。レイアウトはOKなんだけど、画像が全部表示されてない。たぶん画像パスがHTMLのままになってると思う。WordPress用に直して。

Claude Code

原因はその通りで、src="images/..." のままになっていました。get_template_directory_uri() を使って、テーマフォルダから画像を読む形に書き換えました。
front-page.phpheader.phpfooter.phpparts/cta-bottom.php の中の画像パスを一括で修正しています。

あなた

再読み込みした、画像出た!5-1のときと同じ見た目になってる。OK。

表示確認:5-1の見た目がそのままWordPressサイトに

画像パス修正後:ローカルWordPress上でLPの見た目が戻る

画像パス修正後のローカルWordPressトップ画面。ファーストビューと右側のカードが崩れずに表示されている。
ヘッダーの上の黒い帯(WP管理バー)について
ログインした状態でサイトを見ると、画面の一番上に黒い帯(WordPress管理バー)が出ます。これは管理者専用の表示で、一般訪問者には見えません。確認したい時はシークレットウィンドウで開くと、本当の見た目が分かります。

ファイル状態スナップショット(ラリー③完了時点)

themes/edbase-renewal/(ラリー③完了)

📁 edbase-renewal/
├── 📄 preview-final.html
├── 📄 style.css
├── 📄 main.js
├── 📁 images/
├── 📄 WordPress化計画.md
├── 📄 index.php
├── 📄 functions.php
├── 📄 header.php
├── 📄 footer.php
├── 📁 parts/
│   └── 📄 cta-bottom.php
└── 📄 front-page.php      ← 🆕 新規作成(画像パスもWP対応)

ここまでで、見た目は 5-1の preview-final.html と完全に同じ。でも今のままだと、文言を変えるにはまだPHPファイルを開いて直接書き換える必要があります。最後のラリーで、ここを「管理画面から触れる」形に変えます。


ラリー④ LPの主要文言を、管理画面から編集できるようにする

ここが今日の本当の山場。WordPress化の意味が、ここでようやく出てきます。

「テーマカスタマイザー」を使います

WordPressには、「外観 → カスタマイズ」という機能が最初から入っています。これを使うと、テーマ側で「ここの文言は管理画面から変えられるよ」と宣言した部分が、管理画面でフォームになって表示されます。

テーマカスタマイザーの仕組み

📄 functions.php テーマ側で宣言: 「FVのキャッチコピーは 管理画面から 編集できるよ」編集できる項目をClaude Codeが登録 🖥️ 管理画面のカスタマイザー 中の人に見えるフォーム:FVキャッチコピー 机上のAI開発で、終わらせない。CTAボタン文言 無料相談する(30分) 保存 公開中のLP 机上のAI開発で、終わらせない。 無料相談する保存ボタンで即座に反映

編集できるようにする箇所

Edbase LPのうち、「実際に運用で変えたくなりそうな箇所」を選びます。全部を編集可能にする必要はありません。変える可能性が高い4つに絞ります。

① お知らせバー文言

FV直上に出る「4月までの相談枠 残り3社」のような時期もの

② FV キャッチコピー(H1)

「机上のAI開発で、終わらせない。」のメインメッセージ

③ FV サブテキスト

キャッチコピーの下の説明文

④ CTAボタン文言

「無料相談する(30分)」「資料をダウンロード」

「全部編集可能」にしない理由
全部の文章をカスタマイザーに出すと、管理画面がフォームだらけになって、中の人がどこを触ればいいか分からなくなります。「実際に変えそうな所」だけ絞るのが、運用しやすいテーマの作り方です。

このラリーで完成すること

ラリー④の成果

  • functions.php に4項目のカスタマイザー登録コードが追加される
  • front-page.phpheader.php の該当箇所が、登録した値を呼び出す書き方に置き換わる
  • WP管理画面の「外観 → カスタマイズ → Edbase LP 設定」から4項目を変更できる
  • 変更を「公開」すると、LPに即座に反映される

Claude Codeへの一言

WordPress化計画.md の『管理画面から編集できるようにする箇所』の4項目を、テーマカスタマイザーで触れるようにして。functions.php に登録し、front-page.phpheader.php の該当箇所もカスタマイザーの値を呼び出す形に書き換えて」

あなた

最後のラリー④。LPの主要文言を、管理画面から触れる形にしたい。WordPress化計画.md の「管理画面から編集できるようにする箇所」に書いた4項目を、テーマカスタマイザーで触れるようにして。
functions.php にカスタマイザー登録のコードを追加
front-page.phpheader.php の該当箇所を、登録した値を呼び出す形に書き換え
・初期値は今のpreview-final.htmlの文言で

Claude Code

対応しました。
functions.php に「Edbase LP 設定」セクションを追加し、4つの項目(お知らせバー文言、FVキャッチコピー、FVサブテキスト、CTAボタン文言)を登録
front-page.php のキャッチコピー・サブテキスト・CTAボタン部分、header.php のお知らせバー部分を、get_theme_mod() を使ってカスタマイザーの値を呼び出す形に書き換え
・初期値は現在のpreview-final.htmlの文言を入れています
WP管理画面の「外観 → カスタマイズ」を開くと、左サイドバーに Edbase LP 設定 が出ているはずです。

あなた

見た、出てる!キャッチコピーをちょっと変えてみる……「机上のAI開発で、終わらせない。」を「現場で動くAIを、一緒に作ります。」に変えて、保存。
……LPに反映された!すごい。

Claude Code

これで WordPress化計画.md の4ラリーが全部終わりました。Edbaseの中の人が、HTMLを触らずに主要文言を更新できる「運用できるサイト」になっています。

表示確認:管理画面で文言を変えると、LPに反映される

ラリー④の確認は、コードではなく管理画面とプレビューで見ます。カスタマイザーは、左側で入力し、右側で公開ページの見え方を確認する画面です。ここまで来ると、Edbaseの中の人がHTMLを開かずにLPの主要文言を更新できます。

外観 → カスタマイズ → Edbase LP 設定:左で編集し、右で反映を見る

注釈入りのWordPressカスタマイザー画面。左の入力欄、右のLPプレビュー、公開ボタンが赤枠で示されている。

左側は入力欄
お知らせバー、FVキャッチコピー、FVサブテキスト、CTAボタン文言を編集します。HTMLやPHPは開きません。

右側は確認画面
入力した文言が、実際のLPでは大きすぎないか、改行が変ではないかを見ます。

公開ボタンで確定
プレビューで問題なければ、左上の 公開 を押します。ここで初めてサイトに保存されます。

カスタマイザーで確認する4項目

お知らせバー文言

FVの上部に出る短い告知です。キャンペーンや相談枠の案内に使います。

FV キャッチコピー

ファーストビューの一番大きな見出しです。改行位置も右側で確認します。

FV サブテキスト

見出しの下にある補足文です。長くしすぎるとFVが重く見えるので注意します。

CTAボタン文言

無料相談ボタンの文言です。押したくなる言葉になっているかを確認します。

「公開」を押さないとサイトには反映されない
カスタマイザーの右上にある「公開」ボタンを押すまでは、変更はあなたのプレビューにしか反映されません。本当に公開していい状態になったら、最後に「公開」を押す——これがWordPressの安全な編集の仕方です。
反映されないときの見方
まず、左上のボタンが「公開済み」になっているか確認します。次に、公開ページを別タブで開き直してください。それでも変わらない場合は、front-page.phpheader.php の該当箇所が get_theme_mod() を呼び出す形になっているか、Claude Codeに確認してもらいます。

ファイル状態スナップショット(ラリー④完了時点 / 最終形)

themes/edbase-renewal/(最終形)

📁 edbase-renewal/
├── 📄 preview-final.html      (元データ、参照用に残してOK)
├── 📄 style.css                ← テーマヘッダー付き
├── 📄 main.js
├── 📁 images/
├── 📄 WordPress化計画.md
├── 📄 index.php
├── 📄 functions.php            ← 🔄 カスタマイザー登録を追加
├── 📄 header.php               ← 🔄 お知らせバーがカスタマイザー値に
├── 📄 footer.php
├── 📁 parts/
│   └── 📄 cta-bottom.php
└── 📄 front-page.php           ← 🔄 FVテキスト・CTAがカスタマイザー値に


完成:5回連載で作ってきたもの、全部つながりました

ここで一度、立ち止まって俯瞰してみてください。5回のレッスンで作ってきたものが、すべて連動してこの完成形になっています

1-1 〜 6-1 の成果物が、最終的に WordPressサイトに集約される

1-1📄 要件定義.md誰の・何を・どのように 2-1📝 ワイヤー原稿.mdセクション順と原稿 3-1🎨 デザイン要件定義.md配色・演出・NG 3-1🖥️ preview-design.htmlデザイン版LP 5-1⚡ 動き要件定義.mdスマホメニュー・FI 5-1✨ preview-final.html動き付きLPWP化 6-1🚀 WordPressテーマ「edbase-renewal」 📄 style.css / index.php / functions.php📄 header.php / footer.php📁 parts/cta-bottom.php📄 front-page.php (5-1のLPがここに集約)+ 主要文言は管理画面から編集可能 Edbaseの社員が、管理画面からLPの主要文言を更新できる

1-1の 要件定義.md から、2-1、3-1、5-1と1段ずつ積み上げてきたもの。それが、最後の6-1でWordPressサイトという「運用できる形」に集約されました。


応用編:ここから先に進みたくなったら

今日のスコープは「1枚のLPをWordPress化する」までです。実務に出ると、次のような「もう一歩深い」要望が必ず出てきます。

お知らせ(投稿)機能

中の人が記事を書いて公開すると、LPの中に新着が並ぶ。home.phpsingle.php を追加

複数ページ化

会社情報・採用情報など固定ページを追加。page.phppage-{slug}.php を追加

カスタムメニュー化

管理画面の「外観 → メニュー」でナビ項目を追加・並び替えできるように

これらも全部、バイブで作れます
「Claude Code、お知らせ機能を足したい」「会社情報ページを追加したい」と話すだけ。今日と同じやり方で、必要なテンプレートをClaude Codeが生成してくれます。テーマの土台が出来た今、追加は1ラリーで終わります。
これらは応用編・別講座でじっくり扱う予定です。

まとめ:今日の学び

PHPもWP関数も覚えない

WordPress化のために技術書を1冊読む必要はありません。「これWordPressにして」「画像が出ない、直して」と話すだけで、Claude Codeが書きます。

「中の人が触れる形」がゴール

テーマ化だけでは半分。変えそうな箇所だけ管理画面から編集できるようにすると、本当の意味で「運用できる」サイトになります。

1ラリーごとにブラウザで確認

まとめて全部やらせず、4ラリーを1つずつ仕上げる。崩れてもどこで崩れたかすぐ分かるし、達成感も小刻みに来ます。

WordPress化とは、HTMLサイトを「中の人が更新できる形」に組み替える作業です。

難しいのはPHPやWP関数の知識ではなく、「どこを動的にして、どこは固定でいいか」を決めること——そしてその判断も、Claude Codeとの会話の中で自然に決まっていきます。


最後に:全5回の講座、お疲れさまでした

1-1〜6-1の全5回を通して、あなたは「曖昧な依頼」から「中の人が運用できるWebサイト」までを、AIと一緒に作り切りました。

この連載で身についた「バイブWeb制作」

  1. 🎯 バイブマーケティング(1-1)— 曖昧な依頼を、「誰の・何を・どのように」の1枚に変える力
  2. 📐 バイブワイヤーフレーミング(2-1)— 要件定義をWebページの構成と原稿に展開する力
  3. 🎨 バイブデザイン(3-1)— 「白ベース脱出」と「演出」で見栄えを作る力
  4. ⚡ バイブコーディング(5-1)— JavaScriptを書かずに「動きのあるサイト」に仕上げる力
  5. 🚀 バイブWordPress化(6-1)— PHPを書かずに「中の人が運用できる形」に変える力

全部に共通しているのは、「言葉でAIと話しながら作っていく」こと。整った発注書も、専門用語も要りません。感じたことをそのまま話すだけで、AIが叩き台を出し、それを見て直す——その繰り返しでWebサイトができ上がります。

次の一歩は、自分の案件で同じ流れを回すこと
ここまで通してEdbaseという題材で練習してきましたが、本当の理解は自分の案件に置き換えた時に深まります。クライアントの依頼でも、自分のサービスサイトでも、まずは 要件定義.md から——同じ流れで、もう1サイト作ってみてください。
2回目から、見える景色が変わります。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
あなたのこれからの制作が、AIを相棒にした「もっと速く、もっと自由な」ものになりますように。