Webサイトのコーディング時に表示が崩れてしまうことがあります。 自分で原因を見つけて修正できれば、一発で完璧なコーディングができなくても全く問題ありません。問題は自分で原因発見が出来なかったり、時間がかかってしまうことです。
スムーズに修正を行えるようになるには、ブラウザに搭載されている検証ツールを使いこなす必要があります。
検証ツールとは
検証ツールとはWebページなどを作成する際に、その構造(HTMLやCSSなど)がどのようになっているか確認できるツールのことです。
Google Chromeなどのブラウザにも搭載されており、ブラウザで表示しているページのHTMLや適用されているスタイルを確認したり、変更したりすることが出来ます。 検証ツールが起動している状態を「デベロッパーモード(検証モード)」と呼ぶこともあります。
検証ツールで出来ること
- スマホやタブレットでどう見えるか検証できる
- HTMLの閉じタグ抜けがわかる
- レイアウト崩れの原因がわかる
- 表示が崩れているところを、自分で直せる
- marginやpaddingの値で悩まなくなる
↓ コーディング完成が劇的に早くなる!
これらのメリットは、制作するWebサイトのデザインや構成が複雑になるほど強く感じられます。スタイルシートが何千行になってくると、自分で書いた指定を忘れていたり、スタイル指定が何重にも重なっているなんて事もありますしね。
Web制作、特にフリーランスでお仕事を受ける場合は「崩れました、直し方を教えて」とは言えません。言える相手もいないでしょう。更に、納期も切られています。 そんな状況で、使い慣れていないツールを使って四苦八苦するのは地獄。
ですので、コーディングの学習と合わせて、早い段階から検証ツールも使って慣れていきましょう。コーディング力と自己解決力がダブルで向上しますよ。