YouTubeサムネイル制作【制作手順、YouTubeでの設定】 | SkillhubAI(スキルハブエーアイ)

YouTubeサムネイル制作【制作手順、YouTubeでの設定】

前回透過した女性の画像を使って、架空のYouTube動画サムネイルを作ってみましょう。 完成イメージは以下の画像です。

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掲載テキストと作成準備

サムネイルに載せるテキスト

動画タイトル 英語のそれが知りたかった!英文法のキホン
シリーズ名
(再生リスト名)
スミス先生の「目からうろこ」な講座
押しポイント 3つのポイントで文法はすべて理解できる
その他情報
掲載は非必須
  • 英語教授法認定の講師
  • 日本で英語を教えて15年
  • 10分以内の短い動画

新規ドキュメントの作成

YouTube推奨のサムネイル規格で、画像を作成していきます。 幅1280px 、高さ720px で新規ドキュメントを作成してください。

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※他のサイズにしたい場合は、アスペクト比が16:9になるように計算してください。

サムネイルを作成する

YouTubeサムネイルも、Photoshopでの作業はWebメディアやインスタ用アイキャッチとほぼ一緒。 画像やテキストのレイアウトを決めて、それぞれ加工・装飾していくイメージです。

Photoshopでの操作はここまでのレッスンと変わりません。 さくっと手順を紹介します。

1.大まかな枠組みを作る

今回は「シリーズ物として、使いまわせそうなデザイン」を目指します。 共通フレームなどテンプレート化できる部分をつくると手っ取り早いので、やってみましょう。

まず、最初のレイヤーは塗りつぶしツールで灰色に。 長方形シェイプでメインフレームとなる部分を作ります。

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左上にシリーズ名を追加します。
この時点では、フォントや文字サイズは細かく決めなくて良いです。

  • テキストレイヤー
  • 文字背景用の長方形シェイプ

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右側に透過したスクリーンショットの画像を配置します。 こちらも、画像の大きさなどは「大体このくらいかな」という感覚で大丈夫。 最初から細かく考えると進めなくなるので、大まかに置いていきましょう。

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ここまで出来たらグループ化し、動かないようにロックしておくと、次の文字入れが楽です。

2.文字を入れる

サムネイル画像内に入れなくてはいけない、必須のテキストを配置ます。 こちらも、まずは配置場所を決めるくらいの感覚で進めてみてください。

文字入れをする際は、フレーズごとに別のテキストレイヤーに分けると無難。 この単語だけ文字装飾を変える、などイメージがあれば、テキストレイヤーを更に分けておきます。

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上図で、最下行はスペースで「すべて理解」を入れる場所を作っています。 「文法は」「すべて理解」「できる」とそれぞれ別のレイヤーに分けても良いです。

3.文字の調整・装飾

追加したテキストを目立たせつつ、位置やサイズを整えていきます。

一番目立たせたいフレーズの後ろに、長方形シェイプを配置。 「すべて理解」のワードはYouTubeらしい赤文字にして強調します。

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3つのポイント、の部分はフォントサイズを小さめに変更。 数字の3だけフォントを『Fairwater Script』に変えて、変化をつけました。

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上部、講座タイトルはラインツールで二重線を作って囲みます。 講座タイトル「英文法のキホン」は黒、その他は暗めのグレーにすることで軽くコントラストをつけています。

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最初に作ったシリーズ名のところも、ちょっと変えましょう。 フォントは『せのびゴシック Medium』にしました。

左側には、以下の豆電球のアイコン素材を追加。 Photoshopで使う場合は、colorで白色に変えてからpngもしくはSVGでダウンロードすると良いです。

豆電球のアイコン | アイコン素材ダウンロードサイト「icooon-mono」

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だいぶ、それっぽくなったのではないでしょうか。

4.追加装飾・全体調整

このままだと簡素なので、もう少し賑やかに、目をひくよう装飾を加えます。

背景素材を活用すると、簡単に雰囲気をアップすることが出来るでしょう。

色ベタでクールな背景(8種)
https://sozaino.site/archives/5063

ダウンロードした背景を配置。

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追加した背景の色に合わせて、文字の背景に使っている長方形シェイプの塗り色も明るく変更。 レイヤースタイルでドロップシャドウを追加します。

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文字のバランス、塗り・境界線の色など、バランスを整えます。

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Photoshopで作業していると大雑把かな?余白ありすぎ?と不安になることもあります。 実際にYouTubeでサムネイルとして表示されるときは、縮小されることが大半。 幅300px~400pxくらいに縮小して、眺めてみると良いと思います。

このくらいでも問題はありませんね。

もちろん装飾を増やしたり、非必須のほうのテキストをワンポイントのように入れてもOKです。 いろんなバリエーションを作ると勉強にもなるので、試してみてください。

YouTubeのカスタム サムネイル設定方法

作ったサムネイル画像は、YouTubeから設定します。

YouTubeでは動画のアップロード画面で、サムネイルの設定までは出来ません。 動画サムネイルは、動画アップロード後にYouTube Studioもしくは YouTube Studio アプリから設定する必要があります。

YouTube Studioにログインしたら、コンテンツを開きます。 動画一覧の中から、サムネイルを設定したい動画のタイトルをクリック。 動画の詳細ページを開いてください。

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ページの中程に“サムネイル”の設定箇所があります。 左端の“サムネイルをアップロード”から、画像をアップロードできます。 忘れずに、右上の保存ボタンで変更を保存してください。

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なお、右3つはYouTubeが自動生成したサムネイル。 候補からの選択のみで、自分で動画中からシーンを選ぶことはできません。

時々、画像の納品ではなく、サムネイルの設定までしてあげる必要があることもあります。 チャンネルアカウントが無い方も、使い方概要はおさえておくと安心です。